« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005/11/28

わたぼうしの種から新しい花を

watabousi211月26日、わたぼうしコンサートinKochiへ行って来ました。実は私は今年初めての参加。準備段階から知っていましたが実行委員の皆さん、学生・一般のボランティアの皆さんが協力し合ってつくり上げ、一人でも多くの人にこのコンサートの魅力を伝えたい!という思いがつまっていました。まずは第一部は高知の中で障害の有無を問わず広く公募した中から選んで作られた歌を。子供さんの合唱から、宅老所の高齢者の詩の朗読から、弾き語りがあったり、バリエーション豊かで楽しめました。そして18年前の奈良での全国わたぼうし音楽祭で文部大臣奨励賞を受賞され、現在では全国でも広くコンサート活動を展開されている堀内佳さんのライブもあり、会場は盛り上がりました。watabousi3そして、第二部として今年で30周年を迎える全国わたぼうし音楽祭で歌われている歌を。作詞をされた松兼さんは障害をお持ちですが現在、わたぼうしをきっかけにプロの作家をされているそうで、さすが!選ぶ言葉の繊細さに感激しました。歌い手もプロですから、本当にお金を払ってコンサートを聴きに来ているという満足感もあり、圧倒されました。
私が印象に残ったのは「なぜ今痛ましい事件が起こったり、海外では殺しあったり、そんなことがおこるんでしょうね?」と質問された松兼さんが「相手の気持ちになって考えること、血の通ったイマジネーションが足りない」と言った言葉でした。本当にそうだと思う。そんな今だからこそ、障害の有無を超えて、国境を超えて伝えられる音楽って、わたぼうしの原点にある『みんな同じ空の下に生きている』という想いって大切だなって感じられました(^^)私をこの会場に導いてくださった、このコンサートに関わられた皆さんすべてにありがとうを言いたいです♪次回高知での開催は2年後です。次は私も詩を書いて応募するかな!?(^^)watabousi1

| コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/25

園芸療法学習会

engei111月24日、高知県リハビリテーション研究会の中に立ち上げた「住環境を考える委員会」の企画として、園芸療法学習会を行いました。講師をお願いした石井忠彦さんは、病院、施設などで主に知的障害、精神障害、認知症の方に対して、DrやPT、OTの方とプログラムを検討しながら、リハビリの一環として園芸療法に取り組まれています。
参加してくださった医療・介護の専門職の方も、実際に現場で取り組んでいるところや、これからどういう風に導入していけばいいか、その効果はどうなのか、という事を知りたくて参加された方が多かったようです。障害によって出来ること、出来ない事があると考えるのではなく、本人が土に触れること、草花を育てることを楽しむ気持ちがあれば、それをかなえる手段はいくらでもあって、車椅子ユーザーも、視覚障害、聴覚障害の方も、認知症の方も・・・それぞれの楽しみ方で園芸が出来、そこには五感からの刺激や、命を育てていく喜びや大変さもあり、また在宅生活に戻っても続けることの出来る有効な療法であることを教えていただきました。
「クライアント センター」(当事者が中心にいる事を忘れないこと)の意識や、他職種とのチームカンファレンスの重要性、ひとりひとりに合った方法を見出し、在宅で生きがいを持って暮らせる状況につなげていこうとしていること・・・まさに私たち福祉住環境コーディネーターの関わり方と共有できる部分が多くあるんだな、という事を実感しました。専門性は違っても、おなじく生きていくための「環境」の改善に取り組んでいく立場として、これからもリンクさせていただきながら、ともに高知のまちに笑顔を増やしていきたい!と思いました。石井さん!ありがとうございました!(^^)engei2

| コメント (0) | トラックバック (0)

バーチャル改め・・・

P506iC001435279811月19日に、うぇるぱ高知事務局にて「バーチャル福祉機器展」の打合せがありました。年に一度イベントとして開催している高知方式の福祉機器展をウェブ上で365日情報発信していこう!というダイナミックな(!?)企画です。私たち「福祉住環境ネットワークこうち」は、その中で住宅改修ブースを担当しています。
今回は、まず「バーチャル」って”仮想”という意味が定着してしまってるけど、仮想の機器展をしたいわけじゃないから意図が伝わりにくいのでは?という意見から、分かりやすく、そして適切なネーミングの検討があり・・・バーチャル改め「インターネット福祉機器展 -高知福祉機器展常設展-」となりました。(現時点では)
そして各ブースの企画、ネーミングについても一般の方が分かりやすいものを、と検討しあった結果、私達の担当する「住宅改修ブース」も伝わりやすく「住まい」というキーワードで情報を提供していくことに。しかし・・・住まいとなれば、福祉用具、住宅改修施工のみではなく、一般的な施工技術や建材、設備機器に関する暮らしやすい住まいの工夫はもちろん、防災、耐震の知識も範囲に入ってきます。こ、これは膨大な作業のお仕事です。(@_@)
しかし、完成したらそれはとても有益な資料になります。2月末までにはウェブサイトを完成させなければいけないとの事・・・「福祉住環境ネットワークこうち」のメンバーを中心に、機器展に関わってくださったスタッフの皆様。ぜひぜひご協力をお願いします。m(__)mこうなったら、みんなでいいもの作りましょうっ!県外の皆様もあまり過大な期待はなさらず完成をお楽しみに・・・!?(^^;

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/17

わたぼうしコンサート

watabousi今日は、わたぼうしコンサートのチケットを買いにすずめ通所センターに行ってきました。実行委員に友人がおりまして、微力ながら福祉住環境ネットワークこうちのHPなどで宣伝のお手伝いをさせていただいています。今日は偶然、RKCラジオの取材が入っていました。職員の近藤さんが緊張しながらも取材に応じてました。お疲れ様でした!
今年のわたぼうしコンサートは、障害をお持ちの方だけでなく一般から広く詩を募集し、作曲、楽器演奏等も、公募で募ったとの事で、どういった作品になっているのか今から楽しみにしています。全国でのわたぼうしコンサートの開催も30周年なのだそうです。全国からの参加もあり、また堀内佳さんのコンサートタイムもあり、盛りだくさんの内容になっています。ぜひ皆さん、お越しくださいませ!
 ◆第19回わたぼうしコンサート in Kochi◆
  開催日時・・・2005年11月26日(土)
  開場・・・午後1:00~  開演・・・午後2:00~4:00
  開催場所・・・高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
  主催・・・わたぼうしコンサート in Kochi 実行委員会
  入場料・・・1,000円(全席自由、小学生未満無料)
  チケット販売・・・高新プレイガイド、すずめ福祉会全施設、障害者
            福祉センター(旭)、 ※笹岡も10枚持ってます
            ので購入希望の方は声をかけてね!!
watabousi2

すずめ通所センターを利用している、すずかちゃんのHP「すずかの気ままにDO!」のHPにも紹介が掲載されていたので、あわせてご紹介しますね!すずかちゃんのHPはこちら
明日も堀内佳さんのラジオ番組の取材があるとの事です。友人が張り切って収録スタジオに向かいます。坂本さん、頑張ってね~(^o^)/皆さん、来週のRKCラジオ18:10からの「堀内佳の気まぐれターンテーブル」をぜひ聴いてあげてください!

| コメント (2) | トラックバック (1)

女子大の皆さん、ありがとう!

jyosidai314日、15日と続けて高知女子大の生活デザイン科と、社会福祉学科の皆さんに講義をさせていただきました。
福祉住環境ネットワークこうちからは3名でお伺いし、福祉住環境整備の必要性について、また福祉住環境コーディネーターの役割について、実際の住環境整備の実例について、また当事者からの情報発信として住環境はハードとしての環境だけではなく衣食住(+α)すべてという視点で捉えて欲しいというお話などさせていただきました。皆さん、熱心に聞いてくださりこちらも皆さんにパワーをいただきました。
また、定例会や勉強会、タウンミーティングなどのイベントへの参加もお待ちしています!これからもぜひ、ともに「高知のまちを誰もが安心して暮らせるまちに」していくために、リンクしていけたら嬉しいですね。(^^)♪
jyosidai2jyosidai1初講師を勤めていただいた阿部さんもなかなかの迫力で学生さんにも好評でした。(^^)ネットワークこうちの秘密兵器がまた増えましたよ!?

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/16

スロープ初活躍!

P506iC001350081711月から体制を整え、株式会社かどや商会高知事務所やさしいまち工房として移転開業しております。まだまだ雑務に終われ仕事をこなしきれない毎日。しっかりしなくちゃ!と、自分でおしりを叩きつつ今日も走っております!
さて、新事務所はマンションの1階ですが、玄関手前に数段の段差があります。そこで、簡易スロープを事務所に常備していますが、今日はそのスロープが初めて活躍した日の画像を。なかなか重く、一人では準備も大変でしたが移動はばっちり。やっと事務所にお招きすることが出来ました。お2人は福祉住環境ネットワークこうちの事務局長と理事なのです。この日もしっかり甘いものとコーヒーでミーティング、となりました。

| コメント (1) | トラックバック (1)

21種類すべて100円ですぞ!?

P506iC0013238652先日、福祉住環境ネットワークこうちの事務局会議を開いた時に、副理事長岡本さんが「ケーキ買って来ましたよ~。」と、ひと言。「わ~い!!(^o^)」と歓声が上がり、まずは会議をさておきケーキタイム♪
「美味しい!!」生地もやわらかくて、どれも美味しい!これは21種類すべて制覇したくなりました。実はこのケーキは11月7日に百石町にオープンした、お弁当とケーキの店「m’s kitchen」(百石町3丁目11-5 TEL088-832-5810)のものでした。お弁当も価格も安く種類も豊富です。皆さん、ぜひ一度たずねてみてくださいね(^^)♪配達もしてくださるそうですよ~。

ところで、店長様。コーヒーお変わり自由のケーキバイキングとか出来ません??(いくつ食べるつもりなんだ・・・(--;)失礼致しました!

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/13

祖母の住環境整備・その後

145_4593毎日のように祖母が病院から「手すりはいつつくんだ、早く帰りたい」と泣きそうな声で電話がかかる毎日。そんな時に限って工事をお願いした大工さんが怪我して動けなくなり、慌てて別の工務店に発注・・・。そんなこんなでやっと無事に工事が終わりました。古い家の造りなので寝室からトイレまでの動線が遠く、廊下も長い、手すりだけで併せて約8mもありました。145_4595-1壁下地もほとんどなく、今回はこんな形に縦に取付部ごとに補強板を使いました。少々不恰好のようですがこうしておけば将来、祖母より身長の高い祖父が使う時には手すりの高さを上げることも出来ます。それより大変だったのは、犬走りに沿って屋外に2~3cm程度の小さな段差があり、退院後外出時にはシルバーカーをついて歩く予定の祖母には危険と考えられました。大きな段差をコンクリートで埋めてフラットにする工事より、こうした小さな段差を改修する工事の方が手間がかかります。なんとか1日がかりで職人さんに頑張ってもらいました。画像は微妙な段差なので分かりにくいので載せませんが、また近々退院して笑顔でシルバーカーをつく祖母の様子でも載せたいと思います。(^^)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/06

やっと事務所らしく・・・

P506iC0013042030仕事の合間に引越し荷物の整理作業をするだけで、日々の疲れが抜け切らない今日この頃・・・体力のなさを痛感しています(--;それでもなんとか、お客様をお招きできる事務所の状態になりました。さっそく昨日は打ち合わせ2件。気が付いたら夜8時・・・んー、時間に制限がないので(住まいも同じ場所なので)エンドレスになりがちですが・・・定刻に蛍の光でも流しましょうか(^^;
とにかく皆さん、また北環あたりを通られましたらお立ち寄りください。不在の可能性も多いですので事前に連絡をくださいませ。車椅子用スロープも完備しております。

現在、高次脳機能障害の作業所の設計管理のお仕事をさせていただいています。解体作業も進み、床、壁材などの材質、色決めの最終打ち合わせも近々。先日、脳外傷友の会高知「青い空」の取材に来られたNHKの方にイメージできるように内観パースを描いて欲しいといわれて、引越し中で道具もそろわない中、昔設計事務所で描いていたのを思い出しつつ描いてみました。時間が限られていたので今ひとつ完成度が低いですが、イメージは伝わるでしょうか?(^^;P506iC0012386650
番組の放送時間など詳細はこちらです。
◆11月11日(金)PM7:30~7:55        NHK放送「四国羅針盤」◆

さぁて、今週も慌しくなりそうです。体調崩さず、たまにはブログでもつぶやきつつ・・・行きたいと思います。皆様、気長にお付き合いくださいませm(__)m

| コメント (0) | トラックバック (1)

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »