わたぼうしの種から新しい花を
11月26日、わたぼうしコンサートinKochiへ行って来ました。実は私は今年初めての参加。準備段階から知っていましたが実行委員の皆さん、学生・一般のボランティアの皆さんが協力し合ってつくり上げ、一人でも多くの人にこのコンサートの魅力を伝えたい!という思いがつまっていました。まずは第一部は高知の中で障害の有無を問わず広く公募した中から選んで作られた歌を。子供さんの合唱から、宅老所の高齢者の詩の朗読から、弾き語りがあったり、バリエーション豊かで楽しめました。そして18年前の奈良での全国わたぼうし音楽祭で文部大臣奨励賞を受賞され、現在では全国でも広くコンサート活動を展開されている堀内佳さんのライブもあり、会場は盛り上がりました。
そして、第二部として今年で30周年を迎える全国わたぼうし音楽祭で歌われている歌を。作詞をされた松兼さんは障害をお持ちですが現在、わたぼうしをきっかけにプロの作家をされているそうで、さすが!選ぶ言葉の繊細さに感激しました。歌い手もプロですから、本当にお金を払ってコンサートを聴きに来ているという満足感もあり、圧倒されました。
私が印象に残ったのは「なぜ今痛ましい事件が起こったり、海外では殺しあったり、そんなことがおこるんでしょうね?」と質問された松兼さんが「相手の気持ちになって考えること、血の通ったイマジネーションが足りない」と言った言葉でした。本当にそうだと思う。そんな今だからこそ、障害の有無を超えて、国境を超えて伝えられる音楽って、わたぼうしの原点にある『みんな同じ空の下に生きている』という想いって大切だなって感じられました(^^)私をこの会場に導いてくださった、このコンサートに関わられた皆さんすべてにありがとうを言いたいです♪次回高知での開催は2年後です。次は私も詩を書いて応募するかな!?(^^)
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