「肉単」はスゴイ!
ひさびさに面白い本を見つけました。
その名も「肉単」(^^;
私は建築士で福祉住環境コーディネーターなのですが、
住環境改善の相談がある場合、いろんな疾患のかたへの提案が必要なケースもあって、医療的なこともある程度勉強しておくことも大切なのです。
(もちろん、一人で抱えないで関わる医療や介護の専門職のかたと話しあいながら進めていく事が一番なんですけどね(^^))
先日も始めて聞く疾患名のかたからの依頼がありました。
「今回の方は、横紋筋融解症の方で・・・・
ヘルパー介助での入浴を可能にするための浴室の改修を検討したいのですが・・・」
と、そうした情報から入る事が多いので、どんな疾患なのか、どんな症状があるのか、進行性なのか、どんな動作が可能なのかが分からないと、家の中で段差を越えたり、トイレやお風呂での動作を安全に行えるための提案が出来ないのです。
それにしても横紋筋って、どの部分のことだったかなぁ?
・・・と思っていた時に見つけたんです。「肉単」を!
「肉単」の正式名は、語源から覚える解剖学英単語集「筋肉編」
http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/bio/20040930_3.html
別に英単語はなくてもよかったんですが、図解が分かりやすくて、ギリシャ神話やラテン語に由来する筋肉の名称についてのコラムなどがあって結構面白いのです。
例えば有名なところで、アキレス腱の由来がギリシャ神話のアキレスだとか。ハムストリングスが大腿の後方筋の総称であり、もも肉を指すこと、英語でハムといえば大根役者を表すが、それは素人役者がハム肉の脂を使って化粧を落としたから、という説があるなど・・・思わず「へぇ~」と言いたくなるお話がたくさん掲載されています。
これは、講義のネタに使えそう!(^^)♪
他にも「骨単」「脳単」「臓単」があります。
・・・ほ、欲しい!(笑)
興味のあるかたは、ぜひ書店にてお求めください♪
| コメント (0) | トラックバック (4)
最近のコメント