12月16日。ずっとお手伝いをしているOpen Heartのクリスマス会に参加してきました。重度重複の障害のある子供たちが豊かな地域生活を送るために必要なことを実現する会「Open Heart」
3年前に、養護学校を卒業する子供を持つお母さん方が、卒業後や親亡き後も
地域の中で子供達が自分らしく生きられる場をつくりたいと、立ち上げました。
私はたまたま、この会の看板娘の智子ちゃんとずっと前からお友達で、
NPOとしてと言うより、単純に友達として、時々お手伝いをしています。
と言っても、実際の活動の手伝いというよりも、相談に乗ったり愚痴を聞いたり、
私なりの経験からアドバイスをしたり、ということのほうが多いのですが。
自分のホームページやブログでも、何度か「Open Heart」については
紹介していますので、ここでは手抜きでリンクを見てね(^^;
☆Open Heartの活動について
☆Open Heartのブログ
Open Heartの魅力は、看板娘の智子ちゃんの笑顔もさることながら
障害を持つ人たちだけではなく、行政や商店街に関わる人、
また他のNPOの活動をしている人、まったく違う職種の人、
一般のボランティアや学生さんなど、いろんな人を巻き込んで動いていること。

そんなたくさんの人との関わりの中で重ねてきたOpen Heartの3年間の活動を、資料にまとめて代表の宇賀さんが、集まってくださった皆さんに報告し、そしてこれからも皆さんの協力を得ながら頑張っていきたいと、力強く決意表明をしていました。



そしてこの日はストリートダンスをされている4人組、チーム「KJB」の皆さんが遊びに来てくれました。間近でダンスを披露してくれたり、子供達の手を取りリズムをとってくれたり、意外なコラボレーションでしたけど、めったにない経験に、みんな興奮しながら楽しんでいました。

またピアノを勉強中の某石材店の息子さんが、急なお願いにもかかわらず
キーボードを持ってきて、クリスマスソングを弾いてくれました。
レクリエーションの流れに合わせて、子供達の表情を感じ取りながら
つたないけれど、丁寧に演奏してくださったのが印象的でした。
毎年恒例のサンタからのクリスマスプレゼントに子供達も大喜び♪
そしてキャンドルを灯して、ひとりひとりが来年の目標を話します。


美味しいものを食べたいとか、オシャレをしたいとか、
音楽を楽しみたいとか、恋をしたいとか・・・
まちの中に出掛けて、おしゃべりしたり、買い物したり、
いろんな人の輪の中で、毎日を過ごすこと。
誰もが何気なく繰り返している、そんな当たり前の日常が、
どんなに障害が重くても、つきっきりの介助が必要でも、”当たり前”になること。
まちの中の一員として自分達の存在できる居場所をつくりたい。
そんな社会を実現しようとしているのが、Open Heartなのです。
24時間、酸素ボンベを携帯して鼻から酸素を吸入している子も、
治療が必要で、看護師さんが一緒じゃないと出掛けられない子も、
一度発作が起きれば、命の危険がある子もいます。
今年も、友達が何人か亡くなりました。
それでも最期の時まで、自分の居たい場所で、自分の望む生き方を選びたい。
高知のまちの片隅でひっそりと、でも力強く着実に輪を広げていっている
そんなOpen Heartの活動を、これからも影ながら支えていきたいと改めて思いました。
高知在住の皆さん、ぜひ一度、子供達の笑顔に会いに来てくださいね(^^)
★ 在宅総合ケアセンター近森 1階フロア ★
お弁当やお寿司と備長炭商品を販売しています。
< 毎週火曜日 AM11:30~PM1:30 >
★ はりまや商店街(旧中種商店街) ★
毎週金曜日開催の「はりまや市」でお弁当やお寿司と備長炭商品の販売をしています。
< 第2・第4金曜日 AM11:00~PM4:00 >

I wish you a merry X'mas!
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