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2007/08/30

ちびっかぶーん。

どなたか聞いたことありませんか?
私が聴いたのは中学生の頃・・・
NHKのみんなのうたで流れていた歌で、子供向け番組なのに、
その切なく悲しい歌詞にショックと感動を覚えました。
今でも口づさめるほど、鮮明に記憶に残っています。

優しくて頑張ってる人間ほど、社会の狭間に埋もれていたり
生き残るためなら誰かを傷つけることも仕方ない風潮とか
なんだか今の時代を反映しているようで、ふと思い出してしまいました。


「ちびっかぶーん」
作詞/井出隆夫 作曲/福田和禾子(わかこ)
参考図書/現代こどもの歌1000曲シリーズ-1 こどもと動物


ちびっかぶーんは ちっちゃな蚊
下水のお水がふるさとで
ちびっかぶーんの兄弟は 三千三百三十人

ちびっかぶーんは 優しい蚊
人をさすのが嫌だった
ちびっかぶーんは ハラペコで
いつまでたってもチビだった

ちびっかぶーんに花たちは
朝露お飲みといったけど
ちびっかぶーんをちょうちょうが
あっちへお行きとおいだした

ちびっかぶーんは 秋の朝
寒さにこごえて死んでいた
ちびっかぶーんを神様は
ちっちゃなちっちゃな星にした

ちっちゃなちっちゃな星にした

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漬かってます。

ふとしたきっかけで、ただいま実践中の「コーヒー焼酎」

ネットで調べてみても、どうも分量の紹介がまちまちで適量が分かりません(^^;
ちなみに2種類の焼酎で、1つは35度の焼酎約2リットルに豆を100g入れてみました。もう1つは25度の焼酎200mlに30gほど。 氷砂糖を入れる方もいるようですが、私はもともとブラック好きなので、なしにしてみました。
経験のある方はアドバイスくださいませ! (^^)
 
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画像はコーヒー豆を投入して1日目の様子と、2日目の様子です。ずいぶん染み出してきました。豆がぜんぶ下に沈んだら飲めるそうです。美味しく出来たらおすそ分けします~(^^)

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2007/08/24

美しい。好かれる。ひと。

心が美しい。誰にも好かれる。と書いて、美好(みよし)。

尊敬する、大好きな祖母の名前。

どの場面を振り返っても、やさしい笑顔ばかり。

それまでよりもその笑顔がそばにあるようで

今も暖かい安心感の中で、守られ続けてる。

男ばかりの5人兄弟を育て上げて、世話焼きで誰にも優しくて

そのくせ人のお世話になるのは苦手で、働き者で、心の美しい人。

昨年、祖父が亡くなってからは、ひとりで過ごす時間が多くなって

私が会いに行くと、いつも本当に嬉しそうに迎えてくれた。

時間を見つけては、祖母の好きな食べ物を持って会いに行く私に

「よう来たねぇ。会いに来てくれるだけで嬉しいき、お土産はいらんよ。
なんにもご馳走がなくてごめんね。なんにもないけど、また会いに来てね。」

「Izumiはちゃんと頑張りゆうき、頑張りすぎんでえい。
こんな優しい、えい子はおらんよ。Izumiが元気なら、おばあちゃんも嬉しい。」

いつも私を心配して、そして認めて、応援してくれていた。

変わらずそこにある、その優しさや笑顔に会いに行くことで

たくさんの幸せをもらっていたのは、私のほうだった。


亡くなる6日前に会いに行った病室で、もう言葉も話せずに寝たきりの祖母が

「おばあちゃん、Izumiやけど分かる?会いに来たよ。」

私の話しかける言葉に小さくうなづいて、私を見つめて涙を浮かべて

”会いに来てくれて嬉しいよ。でももう、おじいさんのところに逝きたい・・・”

私には、その瞳から訴える声が聞こえてくるようで切なかった。

・・・それが最後の会話だった。


祖母が亡くなった日は、5人兄弟の末っ子である私の父の誕生日。

毎年、お祝いの笑顔と共に思い出すように、そんな祖母の願いなのかも。

お別れの儀式の日。

いつもはわがままひとつ言ったことのない祖母が

”寂しいから最期のお別れまでそばにいて。見送ってね。”

そう言っているように感じて、真っ白いきれいな骨になるまで、そばにいた。

不思議と悲しくはなくて、見届けている間もずっと

にこにこと笑う祖母の笑顔を感じていた。

最期の時まで、周りを幸せにする笑顔で包んでくれた、

優しい大きな愛を持った人。

私も祖母のように、心が美しく、誰にも好かれる女性になろうと思った。

そしてたくさんのありがとうを、贈り続けよう(^^)

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2007/08/18

こうち暮らしの学校。

高知のこだわりの地場産品専門店「こうち暮らしの楽校」がプレオープン。

17日の金曜日。午前中に、2つの仕事を終えて、伊野からの帰り道。
「こうち暮らしの学校」に寄らせていただきました。

木の香りのする、すてきな空間ですね(^^)
中に入ると、ちょうど子供さんが木のおもちゃで遊んでいました。
オーナーの松田さん自ら、桑茶でおもてなししていただき、くつろげました。
そして、どれも興味深いものばかりで、ついつい買いすぎちゃいました。
(それでも、少しセーブしたんですけど(^^;)
こちらは、金曜日の私のお買い物です♪
天然酵母のパンも、体にいい梅酢も・・・量り売りで買った玄米も・・・さっそく美味しくいただきました(^^)
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ほらほら、お鍋で玄米を炊いたらおコゲが♪
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玄米、塩、梅干の量り売りも、自分で容器に入れるワクワク感がいいですね。
一人暮らしの私には、無駄なくちょうど必要な分量だけ買うことが出来るので、助かります。
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エコの思想もあって、量り売りも「通い箱」という容器を100円で貸し出して、次に訪れた時に返したら100円バックです。 買い物袋も、家庭で使わなくなった紙袋をみんなが持ち寄って、使っています。今度、私も家についついもったいなくてためていた紙袋を持っていきます(^^)

まだ訪れたことのない方は、ぜひ一度行ってみて下さいね!
私もまた、お買い物に行きます!


★こうち暮らしの楽校 8/15~9/3プレオープン期間(10時~14時)
9/5はフルオープン・12時から土佐佐賀朝どれ鰹のタタキ実演販売!
高知県高知市西塚ノ原29-1(マルニ旭店敷地内)
TEL・FAX:088-789-1841
ブログ:こうち暮らしの楽校ブログ
http://blog.kurashinogakkou.com

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事件は現場で起こっている!!

つかの間のお盆帰省から戻ると、またまた難題が待っていた(>_<)

なぜか、福祉住環境、バリアフリー・・・という前に、
最低限、安全に住めるようにするのも難しい・・・というような廃屋に近い古い住宅の改修依頼が2件続いている・・・。

個人情報に支障のない範囲で状況をご紹介すると・・・
洗面所の両側の壁が崩れ落ちているA邸。木製の扉も朽ちてボロボロ。道路との境界のブロック塀も、錆びた門扉をスライドさせたら、あやうくバラバラになるところでした・・・。

天井がはがれおちているB邸。どうもしばらく住んでいなかったようで換気が出来ておらず、中に入ったとたん湿度の高さに「うっ・・・」と顔を覆う。案の定、床下も腐って畳が抜けていて、一部に応急処置で板を貼り、万年床の布団で寝起きしている70歳のBさん。壊れたまま3年開かずの間の浴室。水道は屋外にしかない。食事のため煮炊きをするのも屋外で。そしてなぜかトイレが・・・ない!


これも介護が必要な状態にあるお年寄りのひとつの現状。
少しでも歩けたり、自分で出来ることがあれば、介護認定も軽い判定になり、充分なサポートが受けられない。それでも山間部で家族もなくひとりで暮らしていかなければならない方も多い。
助成制度を利用できる住宅改修も、バリアフリーのためと対象項目が決められているので、生命を守るための最低限の改修であっても、その部分(例えば天井補修、屋内に水道を引いたり、ガス給湯を設置することなども)は自費になってしまうので、収入のないお年寄りにはそれすら困難なこともあり、何かを削り何かを選ばなくてはいけなくなる。
制度の改定は、在宅で暮らすことを余儀なくされる人を増やしているけど、その割りに住環境を整えることの大切さに、まだまだ目を向けられていないとつくづく思う(>_<)

その人が、これからの人生を自分らしく幸せに生きていけるために・・・何が一番必要なのか、どこまで住環境を整えることで解決できるのか・・・すぐには最適な答えは見つからない(>_<)

でも、ここが福祉住環境コーディネーターの腕の見せ所!
その人の笑顔が見られるように、私なりの精一杯の提案を考えてみよう(^^)
そして今日も現場に走る!Izumiでした~!
(まさに「事件は現場で起こっている!」という感じです(^^;)

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