
10月11日。いよいよリレー・フォー・ライフin高知が始まりました。早朝から会場の設営、昨夜の雨でぬかるんだグランドの整備など、メインスタッフは大変だったようです。1つ目の画像は10時の開始時間を迎え、第1陣がリレー・ウォークを始めている様子です。まずはサバイバー(がんと闘う患者さん)が先頭を切ります。
その脇で、ルミナリエの準備をするスタッフ。不燃の紙袋の中に、ろうそくで灯りをともします。千個を越える灯りにはがんで大切な人を亡くした方からのメッセージや、がん撲滅を訴えるメッセージの数々が刻まれています。この大会の象徴とも言える大切な存在です。



在宅ケアチームのブース。直前のお願いにも関わらず、在宅生活に役立つ福祉用具をたくさん持ってきてくれた、NPOふくねこメンバーで福祉用具レンタル・販売の会社に勤める窪田さん。住宅改修事例まで、分かりやすく展示してくれてありがとうございました。ずっとバタバタと走り回っていて、ほとんどブースのお手伝いが出来なくてごめんなさいでした!
リレーウォークでは、近森リハの宮本Dr。訪問看護の安岡さん。ケアマネジャーの中越さん。などが一緒にたすきをつないで歩いていました。お疲れ様でした!
ステージでは、開演の10時から歌や演奏、ダンス、そしてがんに関する公開討論会など・・・延々23時まで続いていました。魅力的な催しがずっと行われていたので気になりつつ・・・想像していたよりもずっと忙しくて余裕なく動いていたので、じっくりと聴くことが出来ませんでした。ステージ前ではリレーウォークが行われていて、参加者は歩きながらステージでのイベントを楽しんでいる・・・という感じでした。
そして現在、悪性リンパ腫と闘う堀内佳さんにエールを送るために集まった仲間「チームkei」として、リレーウォークにも参加しました。詳細については、画像満載、エピソード満載で「そのままの君で -堀内佳応援サイト-」に掲載していますので、ぜひぜひそちらをご覧ください

そしてSpecial Thanksな人たち
中土佐町久礼から、手作りケーキを持って応援に来てくれた従姉妹のふみちゃん&ハルトくん。サツマイモのケーキは皆に大好評でした!ありがとう!
そして、いつもブログを見てくれているすずらんさん&愛犬サムくんも、南国市にお住まいという事もあって駆けつけてくれました!いつか1188の夜カフェでご一緒したUさんとツーショット。ちなみにUさんは、焼酎と寝袋持参で明け方までリレーウォークに参加してくれました。

10月11日は、佳さんが健康であれば、今年で7回目となる「ちっくと酔っとうせほろよい野外ライブ」が、野市動物園の入口にある遊びすと広場で開催される予定でした。
佳さんとは付き合いも長く、深いつながりのある主催の野市遊びすとクラブの皆さんが、今回は中止となったライブの日にほとんど全員でリレーウォークに参加してくれました。野外イベントに慣れている皆さんの協力に、どれほど助けられたか分かりません。夜間の照明やら寒さ対策やら・・・本当に準備不足で、助けていただきました。大量に作ってきてくれたおでんも最高に美味しかったです!大感謝!!

そして、佳さんの活動の応援をずっとされていた橋本大二郎元知事も駆けつけてくださいました。しっかり「チームkei」のたすきをかけてご夫婦で歩いてくださいましたよ。



そして、今年の4月末に「いずみのどこでもトラットリア」にラジオ出演していただいてから半年振りの再会となる、西千葉を拠点として全国をコンサート活動しているシンガーソングライター松尾貴臣さんもこのイベントに参加していました。
堀内佳さんのラジオ番組でも紹介された松尾さんの曲「きみに読む物語」(サイト内の曲に込められた想いをご覧ください)は、余命半年と宣告されながら明るく最期まで生きて、39歳でこの世を去ったある女性の生き方に感銘を受けて生まれた歌。全国で反響を呼び、こうしたがん患者さんのイベントにも招かれて歌っています。
「僕に残された時間が、もう少し明確に分かったならもっと本気で生きられるのかな」
「大切なことは僕は君が好きで君は僕が好き、そんな単純なこと」
最初に浮かんだフレーズはこんな言葉だったそう。人生最期の日を思い描いた時・・・貴方ならどんな想いが心に浮かびますか?
坂本龍馬をこよなく愛し、20代の若さで音楽の道で本気で生きていこうと株式会社こころざし音楽工房を立ち上げた松尾さんの情熱や純粋さに、頑張って欲しいなぁと心から応援したい気持ちでいます。前に聴いた時よりパワーアップしてたよ
皆さんもぜひ聴いてあげてくださいね。
そして、4枚目の画像はやっぱり高知に来たら「たっすいがはいかん!」は習得しておかなくちゃ!と伝授してました(笑)前回お会いした時には「みんなぁ、ごっくんやりゆうかえ?」を伝授したので、これで高知のステージでのつかみはOK!地元ネタは完璧だと思います。頑張って使ってね!(笑)
今回は時間がとれなかったけれど、次に高知に来た時には地元の食材や地酒を堪能していただくべく、ディープな土佐の夜
にご案内することをお約束しました。

午前3時。上弦の月が美しく輝く空の下・・・自分のリレーの出番を終えて、ついに力尽きてうずくまるIzumi
しかし・・・午前3時から4時頃には冷たい風が吹き続け、ほんとに凍えるかと思いました。それでも疲労と睡魔には勝てず、2時間ほど爆睡していました
もちろんその間も、リレーは続いています。あまりの寒さにじっとしていられず、身体を温めるために歩き続けていたメンバーもいたようです。

そして夜明け・・・疲れも吹っ飛んでなんだか清々しい気持ち
最初は先の見えない長い迷路のように思えた道も、一歩踏み出せば見える景色が違ってきて、立ち止まっていた時には気付けなかったことに気付けたりする。そしてまた一歩、また一歩と積み重ねているうちに明るい光が見えてくる。気がつけばゴールは近い。
病床で頑張っている佳さんにエールを送ろうと仲間に呼びかけて始めたこのリレーウォークが、いつしか迷いの多い自分のこれからの道しるべのように感じられて、完走しきることで自信を持てた気がしていました。成長のチャンスはどこにでも転がっているんですね。それに気付く心さえあれば・・・ピンチがチャンスに、困難が幸せに感じられる

そんな夜明けにいただいたお味噌汁は格別に美味しく、心に染みました。



終了の10時を前にラストランは皆で!そして24時間ともに頑張ったテント前で記念撮影!表彰式では24時間完走したチームに金メダルをいただきました。皆でともに手に入れた喜びに「ありがとう」の言葉しか出てきません
そして、途切れないように参加者の名前を書き込んでつないだ「チームkeiたすきリレー分担表」と金メダル!
皆の想いのつまった金メダルは、近々佳さんのもとへ届ける予定です。どんな薬よりも免疫力が高まると思うよ

参加された皆さん。応援してくれた皆さん。主催の実行委員会の皆さん。本当にお疲れ様でした。またひとつ心に宝物が増えました。
さらに次の野望に向けて・・・Izumiは歩き始めます!

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