関昌生さんの個展。
午前零時の時報とともに・・・「おめでとう」とつぶやいた。
今日は、17年前に亡くなった親友の誕生日。
その魂はどこかで生き続けているのかな。
不器用な私を叱りたい気持ちでいるかな。
いつか胸を張って会えるように、幸せに、笑顔で、今日も生きるから・・・
そんなひとつの区切りを心の中でそっと迎えながら・・・
今日は、お茶とギャラリー1188で関昌生さんの個展が始まるということで行って来ました!常設展示でも作品を見ていたので、初日は関さんご本人も在廊されてお話も伺えるということで、以前から楽しみにしてスケジュールを空けていました
関 昌 生 展
2008.11.08(土)~11.16(日)
詳細は、お茶とギャラリー1188のブログをご覧ください♪
実は学生時代は美術系で、油絵の具や石膏、粘土にまみれて過ごすことに・・・魂が喜んでいるというくらい幸せを感じて夢中で作品を作り続けていました。休日は、あちこちのギャラリーめぐりをして一日過ごすこともよくありました。
ここ最近は、地元のギャラリーからも遠ざかっていたけれど・・・独自の作品のジャンルを確立されている作家さんにお会い出来るということで、当時の気持ちが蘇ったようにワクワクしていました
作品の印象からすると、緻密に計算された幾何学的なデザインのようでいて、素朴な暖かみを感じられる優しい作品ばかり。でもこんなに正確なラインを生み出すには、きっと理数系の方で、スケッチも設計図面のように精密に下書きされてから作品作りをされているんだろうなぁ・・・と、勝手にイメージしていました。
実際に関さんにお会いしてみると、とっても穏やかで気さくにお話してくださって嬉しかったです。しかも実は同じ大学出身だったのです福岡の懐かしい話が出来て、ついついお忙しいところを引き止めて話し込んでしまいました。すいませんでした!
そして意外だったのは、ひとつひとつ手作りされている素適なデザインの作品たちは、下絵なしに作られているということ!・・・同じように真似をしても、同じ着地点にたどり着くのはとっても難しいと思います。シンプルな作品だけに、その感性に改めて感激しました!
製作は、小道具屋「四月の魚」の店主をされながら、少しずつ時間をかけて作られているそうです。中には、製作に2,3日かかる作品もあるとのこと。数百点の作品たちが並ぶ空間は、独自の世界観があってとっても素敵でした。思わずその場にぼーっとしながら見つめていたくなります。関さんの作品は、四国ではお茶とギャラリー1188でしか見られません!個展期間中に、ぜひたくさんの方に訪れていただきたいです
16日までしか見れんとよ~。はよ行かんといい作品なくなるばい!(←博多弁のつもり
)
展示されている作品を一部ご紹介。(もっともっと、いっぱいあるよ!)
生活の中で使えるカード立てやフックなど、そして様々なデザインのオブジェたち。とってもワクワクする空間でした。
今度は関さんが製作されているところを見てみたいです。次に来られた時は、ぜひ実演もよろしくお願いします!
ね?穏やかな優しい笑顔の方でしょう?
一度は永住しようと思っていたくらい、大好きな福岡の話も出来て、素適な作品にも出会えて、幸せな時間を過ごさせていただきました。関さん、ありがとうございました!
福岡に行ったのは3年前が最後・・・。
いまだに「福岡、遊びにこんと?」と、声をかけてくれる大好きな友人たちがいます。
また久々に遊びに行きたいなぁ~と、福岡熱が高まってしまったIzumiでした
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