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2009/08/29

UD座談会

8月上旬に、高知市市民活動サポートセンターの季刊誌に掲載するために、人権について、ユニバーサルデザインについての座談会を企画して欲しいとの依頼を受けました。
広報誌には3ページほどの掲載を予定しているとのこと。

誰をメンバーに選べばいいかと悩みましたが、まずは初回ということで、Izumiのお友達つながりから(^^;
障害を持つ立場でありながら、個々の立場や障害の枠にとらわれず、地域のなかで誰もが安心して”ともに”生きる、という視点でアクティブに活躍されている方々にお声を掛けました。
8月28日は第1回目ということで、まったく段取りも決めずに始まりました。メンバー同士は初めて会う方々もいて、本当に着地点も決めていない、ざっくばらんな座談会。
私はさしずめ、メンバーの一人でありながら司会進行役。
こういう時にラジオパーソナリティの経験がふつふつと蘇ってきて、まんべんなく皆さんが
コメント出来るように振ったりして、頼まれずとも仕切ってしまいます(^^;

今回のメンバーはこちらの5人♪
NPO法人福祉住環境ネットワークこうち 理事長 笹岡和泉

高知チャレンジドクラブ 会長 森田俊子さん

・バリアフリー地域探検隊「土佐の太平洋高気圧」安芸市在住の近藤秀夫さん

・近藤さんの奥様で、障害者の自立生活運動に取り組まれている、樋口恵子さん

・重度重複の障害のある子供たちが豊かな地域生活を送るために
 必要なことを実現する会Open Heart 代表 宇賀恵子さん

Ud2

Ud1 

 

 

 

 

 

1つの障害の枠にとらわれず、また障害者という枠にとらわれず、”誰もが”という視点で・・・

そして高知市だけでなく、広く県内も、そして全国、海外へと・・・

また人権、障害というカテゴリーにとらわれず、その人らしさとして・・・

美味しいお店や、スポーツ、音楽、祭りというキーワードを通しての新たな発見に会話が弾みました!

まとめようとしても、どんどんどんどん広がっていくトーク!(^^;

いろいろな日頃の気付きから、高知を元気にする、本気で取り組んでいきたい素晴らしい提案から・・・無限に広がっていきました。

「それいいですねぇ!絶対実現したら面白いし、画期的ですね!・・・でも、言いだしっぺが実行しなきゃいけなくなるから、発言が記録に残るの、恐いわ~!(笑)」

終始リラックスしたムードの中、笑いの絶えない座談会はあっという間の時間に思えました。(実際は3時間もかかっていて、タイムオーバーだったけど!(^^;)

広報担当の方に最後に・・・
「どれも貴重な内容過ぎて、次回の掲載3ページにと考えていたのに、とても足りない!!」
と、嬉しい悲鳴!?をいただきました(^^;ゞ

私からも「ぜひ、この機会が一度読んで終わりではなく、次に繋がる場となるように・・・生かしてください!そして今日の”使える人材”をうまく使ってください(^^)」
と、お願いしました。打ち上げ花火で終わるのは嫌だから。

この場でお伝えしたいのはやまやまですが・・・、とっても書ききれないので、皆さん。
ぜひ10月初旬発行の季刊誌を楽しみにしていただければ嬉しいです(^^)また発行されたらご案内しますね♪

 

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2009/08/24

地デジの誤算(>_<)

自他とも認めるアナログ人間のワタシ(>_<)

地デジテレビにもさほど関心がなく・・・
まぁギリギリまでアナログテレビでもいいかぁ。
と、のんきに構えていたのですが、アナログ電波は追いやられているのか??
どんどん映りが悪くなってきました。(単に古いから?(^^;)

マンションの大家さんに相談して、電気配線を修理してもらうことに。
電気屋さんが来て調べたところ、配線が20数年前のものとかなり古く、
ブースターもついてないとのこと(>_<)

アンテナからつけなおす必要があり、新たに配線しなおすことに。
そこで電気屋さんからこう説明を受けました。
「近々、地デジテレビを買う予定はありますか?アナログテレビ用だと
地デジを買った時に再度工事が必要だし、地デジ用に配線してしまうと
今持っているアナログテレビは2チャンネルしか映らなくなります。」

というようなことを言っていました。
8割くらいしか理解出来てないけど(^^;

え~!・・・まだしばらく買う予定はなかったけどなぁ(>_<)
でもしばらくして買い換えたいと思った時には、また新たに配線工事が必要なのか
・・・それも大変。痛い出費だけど、思い切って買うかな!!

とは言え予算がないのでシンプルな機能のみのSHARP AQUOS 20型に決定。
来週あたりには届くよう配送手配も済んで、本日電気工事も終了しました。

ちゃんと新たな場所に地デジテレビをつなげるよう配線を準備してくださって、
丁寧にお礼を言い終わったあと・・・ふと気がついた。

「あれ?古いアナログの配線は撤去しないんですか?」と聞くと、
「あぁ。まだ1階の方がアナログテレビを見られているので、
そのまま残しておくことになりました。」

・・・って、おいっ!!
事情が変わったなら早く言ってよぉ~~!!(^0^;

映らなくなるって言うから無理して買ったのにぃ~!
それじゃ、私も今慌てて変えなくてもアナログテレビ見れたんやん!(苦笑)

 
これもアナログ頭ゆえの洗礼かしら(^^;
こうなったら、突然に強引とはいえ必然の出会いで??
私のもとに飛び込んできてくれることになった
アクオスくんを楽しみに待ちたいと思います(苦笑)

というわけで、笑うに笑えない、どんくさいお話でした。
ちゃんちゃん♪

 

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2009/08/14

初盆と、珍客と!?

13日は、2月に亡くなった祖母の初盆でした。

早いものでもう半年・・・。
2度目の脳梗塞を発症してから意識不明になり、もう会話も出来なくなった祖母でしたが、少しでも寂しくないようにと毎日、身内の誰かが必ず祖母のそばにいるように寄り添った数週間が、もう遠い昔のことのようです。
日中は仕事をこなしながら、夜は病院に泊り込んでいた日々は、体調的にはハードだったけれど、思い残すことがないように祖母に語りかけ、いっぱい触れて、いっぱい心で会話が出来た幸せな時間でした。そして、確実に死に向かっていく祖母の変化をしっかりと心に焼き付けて受け止めることが出来たからこそ・・・今は、笑っていられます。

きっと祖母も、安らかに、幸せに、私たちを見守っていてくれていると確信できるから。

昨日は改めて、祖母にありがとうを伝えてきました(^^)

 

そんな親戚一同が集い、おさんどんに追われている最中、1本の珍しい電話がありました。

徳島県上勝町で学校の講師をしているという年配の男性からでした。

私がかつて通っていた、福岡県にある芸術系の短大(のちに四大に編入しました)の第一期生だというその方は、四国四県のOBを集めて展覧会を実現したいと考えて、四国の卒業生ひとりひとりと連絡を取っているというのです。

「Izumiさんにもぜひ作品を出展して欲しいのです!」

突然の言葉に驚きながら
「えー!?(^^;・・・でも今、私はもう絵を描いてないし、別の仕事をしてるんです。」と言うと、

「連絡をしていると、他にもそういう方がいました。でもぜひお願いしたいんです!サムホール(葉書2枚程度の最小サイズの絵)でも構いません!お忙しいと思いますので、時期は急ぎません。開催は、再来年を予定しています。」

「まぁ・・・再来年なら、それまでには時間が作れるかも。」

またまた楽観的に引き受けてしまいました(^^;ゞ

すっかり当時の事を忘れていたのに、いろんな場面が懐かしく思い出されたことと、個人的に上勝町に関心があって、その方が素晴らしい取り組みであるいろどり事業にも関わられていたという話も聞けたので、いつか上勝町に行けたらいいなぁとか、「にじいろ佳倶楽部」的には上勝の学校に堀内佳さんをコンサートに呼んでいただけるようお願い出来るかもとか、まったく関係ないところに魅かれて承諾してしまったのでした(笑)

さて、2年後。久々の作品が無事に生み出されるでしょうか!?
アーティストIzumi、復活なるか!?期待せずに待っていてください(^^)♪

 

 

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2009/08/10

よさこいの夏!

大雨・洪水警報、おまけに土砂崩れに台風発生で始まった今年のよさこい祭り。残念ながら前夜祭は中止となりましたが、初日の10日は朝方までの大雨も止んで、午後から南国土佐を象徴するような強い陽射しが照りつけていました。

仕事の合間にちょっとだけ~!帯屋町筋をのぞいてみました♪

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身体にズシンズシンと響く重低音!汗びっしょりになりながら楽しそうに踊る笑顔!

やっぱ、そばで体感せんといかんねぇ~!以前は、踊れない私は救護班で参加させてもらったことがありましたが、しばらくテレビで観賞するのみでした。

少しの時間だったけど、しっかり五感でよさこいを感じられてパワーをもらいました♪

Yosakoi6癌を克服し、音楽活動を精力的にこなしている堀内佳さんも、「万々商店街 万々歳」チームの地方車(じかたしゃ)の上で歌い叫んで盛り上げていました!

佳さん。無理せず、明日も楽しんでね!(^0^)

 

 

 

◆今日、明日のよさこい踊りのインターネットでのライブ中継はこちらのサイトから見られます!

◆見たいチームがどこの競演場で踊っているかを探すには、「どこいこサービス」(携帯からも見られます)で、検索してみてね!

 

 

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ヘルプマン!

Idobata6春から依頼者側とのやりとりや、地域の方への障害者・高齢者が安全に利用できるために必要な改修への理解を求めたり、町内会・地域との円滑な関係を築きながら改修に望むために気がつけば半年もの時間がかかっていた。

その他助成金の申請のための書類作成などなど、いろいろと難の多かった現場がやっと改修工事に入ることが出来た。

この大雨で少し工期が遅れたけれど、あと数日で完成。何事もなく無事に終わりますように・・・。

不特定多数の方が使用する場所は特に、終わってからちゃんと安全に使えているかの確認が大切。皆さんに喜んでいただけるよう、しっかりフォローしよう!

 
2009080507580000ところで皆さん。「ヘルプマン」というマンガをご存知ですか?高知出身のくさか里樹さんが描かれています。ひょんなことで2年ほど前に知って読み始めてみたら、ハマってしまって8巻まで一気に読んでしまいました!

介護の現場の話を、介護者の視点、家族の視点、当事者の視点から、実際の現場により近くバランスよく書かれていて、「そうそう!分かる!」と頷きながら読んでます。特に介護の現場に憧れてヘルパーになった青年が、現場に疑問を感じて、自分がケアマネジャーになったら変えてやる!と高い理想を持っていざケアマネジャーを取得したら・・・今までは見えなかった厳しい仕事の制約など現状を知って愕然とする・・・という辺りは、共感する部分です。(実際によく聞くし(^^;)

周りにも進めたら好評で皆でまわし読みしている状態です(^^;高知のとある福祉系の専門学校ではテキスト代わりに生徒が読んでいるというくらい、すごい取材力を感じられてそれゆえに説得力があります。

その後、あらたに4巻発行されていると最近知って、さっそくまたFJC仲間で読んでいます。今回は定年退職後、元気で社会で活躍していた男性が認知症を発症してから受け入れるまでの様子が描かれています。自分の思う”当たり前”が突然否定された時、どれだけパニックに陥るのか・・・改めて「なるほど」と感心するシーンもありました。

いつか、在宅での話で「福祉住環境コーディネーター」の存在を取り上げていただけないかなぁ・・・と期待しているIzumiでした!

そういえば、ドラマ「任侠ヘルパー」もついつい見てしまう私です。要介護度や、身体拘束、認知症など・・・そうした言葉が自然に出てきますね。多くの人にドラマを通じて、知ってもらうことだけでもいいことだと思います。

いつか、「福祉住環境コーディネーター」も取り上げて・・・

え?もうしつこいって?(^^;失礼しました!!
小さなことからコツコツと!今日も暑さに負けずに走りま~す!

 

 

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2009/08/05

ゆるキャラ。

2009073122140000_r1暑さで、まるで黒い液体が溶けているかのような、うちのフッキーくん。

ほんと・・・だるそう(^^;

その毛皮、ぬがしてあげたい!(笑)

  

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2009/08/03

もうすぐ生まれるよ?

遠い海から泳いできた海亀が

産卵場所を探して砂浜をさまよい続けて

必死の思いで進んでいく一歩一歩・・・

遠回りしたり、間違えて逆行してしまったり、

それでも諦めないで自分の納得するゴールを目指している。

そこで新たな命が、可能性が生まれる幸せのために・・・。

  
・・・で、そんな海亀に例えるとまだ砂浜を一歩一歩踏みしめている途中かなぁ、と
ふと感じたので書いてみました。(もっといい例えなかったの?(^^;)

急な引越で始まった慌しい7月が、あっという間に過ぎて
土佐の夏、本番!の8月を迎えました。

今月も”産み”の作業が続きます。
すべてをお伝えしたいけれど、まだ時期尚早なものや個人情報が絡んでいるものもあり
なかなか途中経過をブログに書けませんが・・・
前例もなく手探りのまったくゼロの状態から、
一歩一歩の積み重ねで本当にやっとここまで来た・・・
そんな海亀の卵のような、勇志の思いがいくつも形になりつつある状況です。
また改めてご報告しますね(^^)

 
そして、本業である住宅改造アドバイザーのお仕事も連日、依頼が続いています!
今日はちょっと切ない前回の日記の後日談を・・・。
前回の日記で、初対面でいきなり怒鳴られたけど、実はよくよくお話を伺ってみれば
家族との調和を大切にしたいという思いからだったというお話をしました。
家族の絆が強いんだなぁ。幸せな方だなぁ。とホッとしていたら・・・
数日後、ご自宅の改修プランがご家族から提出された図面を見て愕然としました。
そのご本人のお部屋は同じ建物の中でも完全に他の家族とは仕切られた場所にありました。
通常は、家族が見守りや介護のために、ご本人のお部屋と行き来できるように出入り口を設けるのですが、もともとあった出入り口も壁にして、玄関からのみの出入りになっていました。
・・・これではご本人が具合が悪くなって倒れたり、何かがあっても家族はすぐに気付けません。
その点もさらにアドバイスはさせていただいたのですが、そのために助成を受けられなくても自費でも工事をされるとのこと。
そう言われると何も出来ません。
目に見えない、そして他人が入り込んでいけない、家族間の関係性を痛感するのでした。

それでもハードだけでその方の今後の人生が決まってしまうわけではないから。
いろんな介護の専門職との関わりや、ソフト面でクリアしていけることもある。
その方のこれからの幸せを、少しでも笑顔で過ごせる時間が増えることを心から願っています。

そして今日もIzumiは次の現場に走りま~す!!

 

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