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2009/10/12

リレー・フォー・ライフ無事に終了しました。

今年も命のリレーをつなぐ24時間が始まりました。

癌で亡くなった身内もなく、関心の薄かった私が始めてこの活動を知ったのは、知り合いの訪問看護師の方から「在宅で暮らす癌患者さんのために、在宅の医療、介護、福祉の専門職でアドバイスが出来る在宅支援の相談コーナーをつくりたいから、Izumiさんもぜひ協力して!」と、福祉住環境コーディネーターとして依頼を受けたのが始まりでした。

あくまで専門職としての関わりだったはずが、開催まで1ヶ月が迫った頃、皮肉な偶然で応援活動をしている堀内佳さんが悪性リンパ腫を発症された。悲痛に暮れているたくさんの応援者の皆さんの気持ちを少しでも祈りに変えて届けられればと、希望者を募り「チームkei」を結成。私自身もリレーに参加することになった。24時間タスキをつないで歩き続ける事は決してたやすいことではなかったけれど、その中で声を掛け合って助け合ってゴールが見えてきた時には、本当に達成感があって自信になり、必ずその祈りは届くと仲間と確信できた。そしていろんな気付きを与えていただいた。

そして2年目。昨年出会えた皆さんやスタッフの方が覚えていてくださって「こんにちは」「今年もよろしく」「頑張りましょうね!」と、声をかけてくださった。そして、癌と闘い続けているサバイバーの皆さんに、今年もまた変わらずお会いできたことが嬉しかった。

2009rfl2そして、闘病から1年が経った堀内佳さんも、今年は感謝の気持ちを込めて元気な姿をステージ上でみせてくれました。

昨年、「チームkei」の仲間が集まり、回復の祈りを込めて歌った「輝け虹色丸」を1曲目に歌ってくれました。 

そしてご自身が身を持って体験したことから、がん撲滅への取り組みにエールを送っていました。 

 

2009rfl12009rfl3ライブの前後には、自ら「歩きたい」とリレーウォークにも参加されて、何週も歩きながら、その祈りの中に身を置いていました。

元気に歌っている姿はきっと、サバイバーや家族の方の勇気につながっていくことと思います。どうかこれからも、たくさんの祈りをパワーに変えて元気に歌い続けてください。

 

2009rfl4午後からは、がん撲滅にむけての講演と対談がありました。現在、癌と闘っている方はもちろん、関係者の皆さんにとっては最新の情報が聞ける貴重な機会です。こうして医療従事者と患者が対等な立場で語り合えるのも、リレー・フォー・ライフの目的を共有出来ている同志だから、ですよね(^^)

いつもスタッフとして慌しくしていて、じっくり聴けないのが残念なのです。要約筆記のようにスクリーンに文字をあげて遠くからも見えるとか、あとで内容を知ることが出来るといいなぁ、と思いました。

 

2009rfl5_22009rfl8日が落ち始めると急に肌寒くなってきました。リレーを歩き続ける皆さんやスタッフを暖かいコーヒーで夜通し応援してくださったjuncoffeeのジュンさん。 とっても美味しいと評判でお客さんが深夜も明け方も絶えませんでした。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!

薄暗くなり始めた秋空に、きれいな雲。いつもは忙しさに追われて見上げることも忘れている空を「あの雲の形、面白いねぇ」「星がきれいやねぇ」「明日も晴れそうやねぇ」ってゆっくり眺めながら歩く時間も、貴重なのかもしれません。 

 

2009rfl62009rfl7サンセットライブでは、西千葉から参加の松尾貴臣さん。高知県の観光大使に選ばれたそうで、憧れの竜馬の衣装で登場!龍馬の誕生日には高知で記念のコンサートをするそうです。

そして北海道出身のジャコバン西田さん。いつものようにトレードマークのつなぎを着て、独自の世界を繰り広げていました。このあと忙しく次のライブ会場へ向かわれました。お二人とも県外出身だけど高知を愛して高知で歌ってくださっています。嬉しいですね(^^) 

 

2009rfl919時。すっかり夜になりライトアップされる会場。これから夜が明けるまでが長いのです。

あぁ、これからが本番。始まったなぁという感じがします。

暗くて、寒くて、つらい夜も、仲間がいれば頑張れる。必ず夜明けが来ることを実感として感じられるのも、この場所なのです。

そして、昨年その大変さを経験した皆さんは、寝袋や暖をとる道具や暖かい食事を食べられる工夫や、24時間気力を持たせながら頑張りぬくために準備万端!恐れ入りました!来年は私も野外キャンプが得意な仲間を呼んでこよう(^^;(重戦車さん、あなたのことですよ!←名指し・笑)

 

2009rfl102009rfl11そしてグランドのそばでは、てんてこ舞い光の村OpenHeartなど障害者グループの皆さんが屋台を出して、美味しいお弁当やお好み焼き、うどんなどを用意して、参加者のお腹を満たしてくれていました。暖かい食べ物で生き返りました~!また、日曜日には朝早くから美味しいパンとコーヒー、スープでモーニングも用意してくれました。寒い中、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

2009rfl122009rfl13寒さも増していく中、ステージではまだまだライブが続きます。このイベントのテーマソング「ひかりのカノン」を、しまむらかずおさんが仲間の皆さんと歌います。樹奈さんも参加して盛り上げてくれました。

溝渕卓生さんが演奏されたクリスタルボウルは、とても神秘的な音色でした。

リレーウォークを続ける参加者にエールを送るように続けられるステージやその他のイベントすべての統括を担当されている実行委員の谷口さえ子さんにも、本当に毎年頭が下がります。本当にお疲れ様でした。

  

2009rfl15そしてこのイベントの印象的なシーンである「エンプティ・テーブル」では、ステージに真っ白いクロスをかけたテーブルと、その上にバラ・レモン・塩・グラスが置かれています。

このテーブルは尊厳と名誉の象徴。そしてテーブルの上に置かれたひとつひとつにも意味があります。テーブルにスポットライトがあてられている中、今日この場所に来られなかった仲間に祈りをささげながら、詩の朗読がありました。

そして黙祷。それぞれの想いを胸に、静かな時間が流れていきました。 

 

2009rfl162009rfl17リレーウォークを続けていると、会場の一角が急に賑やかになりフラッシュが光り始めました。 

その渦の中には、サプライズゲストのアグネス・チャンさんがいました!な、なんて華奢で清楚で可愛らしい女性なんでしょう~~!(^0^)

そして、ご自身も乳がんを経験されたアグネスさんは、日本対がん協会のほほえみ大使に任命されていて、各地のリレー・フォー・ライフにも参加して大切なメッセージを伝え続けてくださっているのです。

アグネスさんが自分の乳がんに初期の段階で気付くことが出来たのは、リレー・フォー・ライフがきっかけでした。そして手術を受けた日が10月1日。この日は乳がん撲滅キャンペーンの象徴、ピンクリボンの日。「だから、救われた私の命は、私だけのものではないと思いました。これからの人生をがん撲滅運動のために捧げます!」と、力強く話してくださいました。

そして癌で亡くなる方を減らすためには、とにかく早期発見のために検査を受けてもうらうことが一番!現在はがん検診事業費が一般財源化されているけれど、それを特定財源に戻してもらうように働きかけをしていると話してくださいました。国に必要性を感じてもらうためにも受診率をあげなければいけないので、たくさんの人に気軽に受診していただけるように、啓発・啓蒙のフォーラムを各地で開いたり、参加者に無料検診券をプレゼントしているそうです。

そして、癌になった経験から、ご自身で作詞作曲された「この良き日に(YouTube)」を歌ってくれました。この歌は、日本対がん協会のテーマソングにもなっていてその歌唱印税はすべて協会に寄付されるそうです。店頭で、ネットで、ぜひお買い求めください(^^)

♪生まれたことに 出会えた人に 歩いた道に 感謝 感謝・・・

アグネスさんらしい暖かい愛にあふれた歌に、会場にいる皆が励まされて笑顔で見つめていました。お忙しい中、駆けつけてくださったアグネスさん。本当にありがとうございました。本当に、感謝、感謝です。

 

2009rfl182009rfl19そしてさらに夜は更けていきます。暗い夜の闇に、何千もの祈りが描かれたルミナリエの灯りも一層映えて浮かび上がります。

「あなたに出会えたことに感謝」「抗がん剤はつらいけど 生きるため 頑張れ!」「笑顔でファイト!」

ひとつひとつのメッセージを見ながら歩いていると、踏みしめる足に力が湧いてきました。 

 

2009rfl14我が「在宅支援チーム」も夜が更けても歩き続けていますよ~!ただ、さすがに医療、看護の第一線で活躍されている方が多いため、緊急の連絡が入ったり学会の予定が入っていたりして常時会場にいられる人数が少なく、相談コーナーの対応もしながらだったので、24時間タスキをつなぐことは出来ませんでしたが、時間を見つけては歩いていました。皆さん、お疲れ様でした!

 

 

そして一夜が明けて・・・快晴の清々しいお天気!

2009rfl202009rfl21いよいよファイナルラップが近づいてきました。サバイバーを先頭に、参加者全員でグランドを一周し、ゴールゲートをくぐりぬけて、お互いの労をねぎらいながら、無事に24時間を終えた喜びを分かち合いました。

 

2009rfl222009rfl23そして閉会式を迎えます。

まずは24時間タスキをつなぎ続けたチームの表彰です。実行委員長の松浦先生が、それぞれのチームにメダルを渡しながら

「命のリレーをつないでくれてありがとうございました。この場所に来れなかった仲間も喜んでいると思います。」と涙ぐまれていたのが印象的でした。

そして公務のお忙しい中、駆けつけてくださり、最後の1周だけ一緒に歩くことが出来た尾崎知事がステージにあがり、「最後だけちょっと歩いただけで参加したかのように、私が壇上から皆さんに何か言うのもお恥ずかしい。がん撲滅は高知県でも大きなテーマ。その中で毎月60件の相談件数がある、がん相談センターは大切な役割を担っている。これからもこの活動を応援して行きたい。来年はもっとリレーウォークに参加出来るように時間をとります!」と、宣言してくださいました。もちろん、それぞれ事情がある中なので可能な時間で参加していただけるだけで充分なのですが、お気持ちが嬉しいですね。

そして、この24時間の中で癌患者さんたちが作り上げた、繊細なコスモスのちぎり絵を贈呈すると「ありがとうございました。知事室に飾ります!」と言ってくださいました。 

 

2009rfl242009rfl25最後は、このイベントのテーマソングである「ひかりのカノン」を皆で大合唱しました。歌詞カードがなくても皆で歌える歌をと、しまむらかずおさんが作られた歌は2年目の今年はすっかり参加者に定着していました。

この歌のCDも、売上げをがん撲滅活動のために寄付されます。詳しくは、がん相談センターまでお問合せください(^^)

最後に挨拶をされた実行委員長の松浦先生。毎年、感極まってしまうので「泣いたらいかん!」と、ステージ袖から仲間の激が飛びます(^^;
きっと、今も病院のベッドの上で闘っている命、この場に来られなかった命、この日にたどり着くまでの喜びや悲しみや、そして24時間のゴールをこんなにたくさんの仲間の協力で迎えられたことや・・・私には想像もつかないくらいのいろんな想いが込み上げていらっしゃるのだろうなぁと感じました。

そして「皆さん、ありがとうございました。来年も頑張りましょう!」と締めくくると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。皆さん。本当にお疲れ様でした。そして来年も変わらず笑顔でお会いできますように(^^)

 

長くなっちゃいましたけど、最後に少しだけ・・・

私もこの活動を通じて、がん相談センターを知り、乳がんを患い悩んでいる友人に紹介することが出来ました。高知の中でもがん治療や専門医について最新の情報が集まっているセンターです。私の友人もここでいろんな情報や知識を得たうえで、納得して病院と治療方法を選ぶことが出来て本当に喜んでいました。早期発見のためのがん検診の情報も知ることが出来ます。自分自身のために、そして大切な人を守るために・・・ぜひ一度「がん相談センターこうち」を訪れるか、お気軽に電話してみてください。

そして来年もぜひ一緒にリレー・フォー・ライフに参加しましょうね!すっかりライフワークのひとつになりつつある・・・Izumiでした(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2009/10/07

リレー・フォー・ライフin高知2009

Rfl26早いもので”あれから”・・・1年が経ちました。
今年はまた違った思いで参加することが出来そうです。

 

 

 

 

2009rfl1今週末にリレー・フォー・ライフin高知2009が開催されます。
3人に1人が癌という時代、癌に負けない社会をつくろうというのが大きな目標のこのイベント。そして患者・家族への勇気付けやサバイバー(がん患者、またはがんを克服した人をこう呼びます)の支援のほか、そういった活動を支える資金を募ることも重要な目的なのです。
がん患者さんの苦しみを少しでも理解しながら、回復を祈るような気持ちで24時間タスキをつなぎながら歩き続けます。1チーム15名前後のメンバーがタスキをつなぎあうのですが、24時間歩き終えた後は達成感があります。当日飛び入り参加できるチームもあります。

あなたは今、目の前に当たり前にある幸せに気付けてますか?参加すれば新たな気付きを得られること間違いなし!少しの時間でもいいので、ぜひ会場に足をお運びください。

ちなみにIzumiが昨年に引き続き実行委員会に参加している理由は、本業を生かして在宅医療に関わる医師、看護師、介護専門職などが参加する「在宅支援チーム」として参加していて、がん患者さんが在宅で医療的なケアを受けながらでも安心して暮らせるために住環境部門のアドバイザーとして10日は開始から深夜まで、用意された相談ブーステントにおります。(11日は不在かも)会場に来られえたらぜひ声をかけてね!(^^)

リレー・フォー・ライフとは?については、こちらのHPを見てくださいね。
がん患者支援プロジェクトCPSP

そして、高知開催される内容はこちらに載っています。
リレー・フォー・ライフin高知2009

日時:2009年10月10日(土)午後12時~11日(日)午後12時
場所:高知市城西公園
主催・問合せ先:リレー・フォー・ライフ高知実行委員会
        TEL088-854-8762(10:00~17:00)

そして、参加者が24時間歩き続ける姿にエールを送るように、ステージでは朝から晩までイベントやコンサートが行われています。そちらもぜひお楽しみに♪
昨年は、9月に悪性リンパ腫で入院された堀内佳さんの回復を祈り、「チームKei」として
リレーウォークでタスキをつなぎました。そして1年経った現在、がん細胞ゼロの寛解(癌は完治と言わずこう言うそうです)状態で元気に歌い続けている堀内佳さんも、会場に駆けつけて歌を歌ってくれます。
プログラムの画像を添付しますが、見えにくいので文章でもお伝えしますね!

<リレーフォーライフin高知2009 ステージイベント時間配分>

10月10日(土)
☆オープニングセレモニー
12:00~ 開会の言葉  司会 小原千佳/松本陽子
       主催者の挨拶 RFL in 高知実行委員長 松浦喜美夫
       ご来賓の挨拶 高知市健康福祉部 堀川俊一
       高知県議会議員 山本広明

☆リレーウォーク スタート
12:20~ マーチングバンド 高知県立高知南中高等学校 吹奏楽部
       スタート合図 高知県議会議員 山本広明

☆ウエルカムイベント
12:40~12:55よさこい踊り 俵屋(踊り15分)
12:55~13:00準備
13:00~13:25フラダンス マカヒヌヨシ子中村とフラの仲間達(ダンス20分)
13:25~13:30準備

☆デイライブ
13:30~13:55■アコースティックギターライブ 堀内佳(演奏25分)
13:55~14:00準備
14:00~14:25■コーラス 大篠コーラス(演奏25分)
14:25~14:30準備

☆講演
14:30~14:55■講演 日本対がん協会常務理事 関原健夫(講演25分)
14:55~15:00準備
15:00~15:40■対談 日本対がん協会常務理事 関原健夫(対談40分)
                 いの町立仁淀病院長 松浦喜美夫
                 おれんじの会(愛媛)  松本陽子
                 一喜会(高知) 安岡佑莉子
15:40~15:45準備

クッション(15分間)

☆サンセットライブ
16:00~16:30■アコースティックギターライブ 松尾貴臣(演奏30分)
16:30~16:35準備
16:35~16:55■オカリナ 大目真壱/久松ひろこ(演奏20分)
16:55~17:00準備
17:00~17:25■アコースティックギターライブ ジャコバン西田(演奏25分)
17:25~17:30準備
17:30~18:00■弾き語りライブ 樹奈(演奏30分)
18:00~18:05準備
18:05~18:45■ひかりのカノンライブ しまむらかずお+カノンズSP他(演奏40分)
18:45~19:00準備

☆ルミナリエセレモニー
19:00~ エンプティ・テーブル 志の朗読 松本和夏
       クリスタルボウル 溝渕卓生
       黙祷
19:30~ サックスライブ TSUBO-KEN(つぼけん)

☆サプライズゲスト
20:00~ サプライズゲスト

☆朗読
20:30~ モチモチの会 瀧川千津子

10月11日(日)
☆ひとことメッセージ
9:30~ 参加者の皆さん

☆クロージングセレモニー
11:00~ ファイナルラップ(最後の一周)
       リレーウォーク表彰式(24時間歩き続けたチームの表彰)
       ちぎり絵の贈呈 高知県知事 尾崎正直      
       ひかりのカノン合唱 参加者全員
       閉会の挨拶 RFL in 高知実行委員長 松浦喜美夫

ほら♪盛りだくさんでこれだけでも楽しめるでしょう!?(^0^)
会場では食べ物の販売や美味しいコーヒー(juncoffeeさん)の販売などもあります。24時間を通じてのイベントということで、寝袋を持ってきて泊まる人も多いです。今回は、隣の武道館の一部を雑魚寝出来るように開放してくださってるそうです。遠方の方はこちらを利用してくださいね。なお、お客様用の駐車場はありませんのでご協力くださいませ。m(__)m

2009rfl2また、参加したいけれど都合で当日来れない人もIzumiの日記のコメント欄にメッセージをください!開催当日は、参加者が24時間歩き続けるグランドにルミナリエ(がんで亡くなられた方や、がんと闘っている方への思いをキャンドルに託して、灯りを灯すイベント)の灯篭を並べます。たくさんのメッセージが書かれた紙製のバックの中にろうそくを入れて並べられている姿は感動的です。紙バックのサイズは約18×35cmです。ひとことメッセージを書いていただいたら、Izumiが皆さんに代わって灯篭を作成して会場に置かせていただきます。ぜひお待ちしてますね(^^)♪
 

 

それから少し長くなるけれど、今日の嬉しい出会いについて・・・

開催もあと3日後に迫って来た中、遅ればせながらポスターやチラシを配っていると、偶然、仕事の打合せで出掛けた先の設計事務所の方が
「実はがん患者の知人の闘病日記を最近出版したところなんだよ!
 その人の日記がとても元気を与えてもらえると評判がよくて・・・
 ぜひたくさんの人に読んで欲しいから、そのイベントに20冊プレゼントするので、
 その売上を活動に寄付させて欲しい。」
と言ってくださったのです!!なんて幸運な出会いなんでしょう!(^^)

その知人の方は、20歳で胃がん、40歳で卵巣嚢腫(子宮全摘)、46歳で乳がん、54歳で食道がん・・・と壮絶な経験されていて、現在は66歳で、在宅医療を受けながら生活されています。口から栄養を取ることが出来ず、胃ろう手術を受けられています。大変な経験をされていますが、その闘病日記がとっても元気を与えてもらえると評判になり、ぜひ本にしよう!ということになったそうです。最初200部出版したところ完売。続いて300部新たに増刷したそうです。
タイトルは『おばあちゃん ごはん 滴(お)ちゆう? あるはちきんのがん日記』
著者は浜田としえさんです。
このご好意に感謝しながら、会場で(たぶんIzumiが担当して)販売してますので、ぜひ買って読んでみてくださいね!!定価1,100円です。

では皆さん。10日は城西公園でお待ちしています♪♪

 

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2009/10/06

お祭りで再会!

おはようございます!
あぁ・・・またやっちゃった(>_<)
パソコン打ちながら気を失って、つけっぱなしで明け方を迎えました(^^;
♪ぱなしはなしって、はなしです~♪って、いつも口ずさんでるのにぃ~(苦笑)
仕事の合間に日記をアップしているけれど、まだまだ先週末の分(^^;今日の出来事には追いつけないけれど、簡単にお伝えします~♪
 
Mizuki1中秋の名月の先週土曜日は、高知市みづきで「お月見会」という地域のお祭りがありました。この日はゲストとして堀内佳さんが出演されるということでCD販売などのお手伝いとして参加。みづきは広くて千戸近い住宅があるそうで、このお祭り開始18時になると、続々と人が集まってきて出店にはあっという間に行列が出来ていました!

楽しいお祭りの行事の中に、子供たちへの絵本の読み聞かせや、震度7を体験できる起震車も用意されていて、この地域の皆さんのまちづくりへの意識が感じられました。地域のつながりを築く時に、実は「祭り」って有効なんですよね~!
実は私もNPOの今後の仕掛けのキーワードとして考えているんですよね♪
ふふふっ。何をしでかすかお楽しみに(^^)

Mizuki2ご近所さんということで、佳さんは気軽に声を掛けてもらったり暖かく迎えられていました。
暗がりの中、懐中電灯をお借りして販売したCDもなんとか完売(^^;

 

 

 

 

しかし・・・まぁ、ほんとに高知は狭い!(^0^;
懐かしい知り合いに何人も再会しました。
NPOふくねこのお仕事でお世話になった土佐山のケアマネジャーさん。
にじいろ佳倶楽部つながりのお知り合いも。
そして、ひょっとしてもう5年以上会ってなかった高校時代の同級生に二人も!!
小・中・高校と、そして高校ではブラスバンド部でも一緒だったOくん。
すっかり落ち着いてパパになっていてビックリ!!
そして、高校の時にいつもつるんでいた(?)Kちゃん。
そう言えば、みづきに住んでいたんだった!と思い出して電話してみると、「今、お祭りの会場にいるよ!」と、そして数分後に再会!こちらもファミリー皆さん元気そうでよかったぁ~(^^)

久々に、同級生の○○さんって今どうしてる?最近○○くんに会ったよ。○○くんは県庁の△△課にいるみたいだよ。Mちゃんは東京から最近帰ってきてないの?(ブログ見てくれてるぅ~?)など、懐かしい話で盛り上がりました(^0^)
そう言えば、小・中・高校とも同窓会ないねぇ。誰か呼びかけてやってくれんかねぇ!?
などと漠然と期待しつつ・・・えー。このブログを見ているIzumiの同級生の方がいたらどなたかよろしくお願いします!(丸投げ・笑)

Kちゃんにビールの差し入れをいただいて、すっかり上機嫌で帰路についたIzumiでした。
出会えた皆さんに感謝!やっぱり、お祭りはいいね(^^)♪

そして、今週に入り日中のスケジュールもびっちり(>_<)夜も毎日会議三昧(>_<)
再会できた皆さんに元気をもらって、さらにネジまいて走るIzumiなのでしたー(^^;

またまた余談ですが・・・

2009100600100000♪栗の実 煮てます 丑三つ時~♪

お仕事に伺ったとあるお宅で、裏山で拾ったという生栗をたくさんいただいたので、
さっそく下ごしらえ・・・というわけで、深夜に栗の実を煮ている画像です(笑)
そのまま茹でて中身をくりぬいて料理に使う分と、お湯に浸し皮をむいて甘露煮にする分と分けてます。
今回は、栗ーム(栗の中身+砂糖+生クリーム)を作ってみようと思います。ちょっとラム酒も足して♪♪

慌しい日々の中にちょっとしたハッピーを見つけつつ、今週も頑張りまぁーす(^^)♪

 

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2009/10/05

大雨の日のドライブ~♪

激しい雨が降り続いた2日の金曜日。
久々に連絡をいただいて室戸市佐喜浜まで車を走らせていました。

Sakihama1以前に、認知症対応型デイサービスの立ち上げに関わらせていただいたのですが、その次の展開として高知県が整備を進めている「あったかふれあいセンター」を始められるということで、今回は設計プランと完成後の運営についてのアドバイザー、言わばコンサルタント業務のお仕事依頼をいただきました。

あったかふれあいセンター」とは、高知県の実情に即した「高知型福祉」の取り組みのひとつとして、高齢者、障害者、子供、子育て中のお母さんなど支援を必要とする誰もが必要なサービスを受けられるようにと考えられた場で、その運営やサービス提供を民間が中心となって行っていくことで、特に山間部など福祉サービスが届きにくい場所にも、こうした地域の支えあいの仕組みを根付かせていくことが目的なのです。
介護保険法に基づく介護施設とは違ってしばりが少ないため、地域密着型のニーズに沿った柔軟な対応が出来るので、いろんな形で活用できる可能性がありそうです。

依頼主のMさんとこの場所の活用方法について構想を語り合うこと2時間半。
久々にワクワクするお仕事になりそうです。今週は設計者との打ち合わせ、情報収集や参考施設の見学にと早速始動です!(^^)

余談ですが、帰り道のこと・・・
高知市内に近づいてきた時にもまだ雨は降り続き、暗くなり始めていました。
ついでに入った事のないお店にでも行ってみよう!と、一人でとあるラーメン屋さんに寄ってみました。濃厚な味噌味。分厚いチャーシュー。美味しかったけど・・・三分の二を食べ終えたところでギブアップ(>_<)帰りにコンビニに駆け込んで、黒烏龍茶を買いました(苦笑)

そのお店のトイレでまたヘンテコ手すりを発見!思わず撮影してしまいました。

Photo洋式便器にはL字型手すりを設置することが多いですが、汽車式の和式便器にL型手すり!?確かに、汽車式の段差を上がる時には横手すり部分が支えになるかもしれませんが、手すりのある側の和式便器の端から壁までは40cmと離れています。しかもしゃがんだり立ち上がったりする時に縦手すりにつかまる時には、真横では使いづらくもう少し前方に必要で、結局は正面の給水管を押さえてしまうことになりがちなのです。
何のために、誰がどのように使うために取り付けるのか・・・いつも講義で話すのは知識や技術よりも”イマジネーションが大切だよ”という話で、その時にこうした画像を使わせていただくことで、とっても説得力があるのです。(お店の方、ごめんなさいm(__)m)

 

 

話を元に戻しまして(^^;ゞ
「あったかふれあいセンター」は県内で4箇所がすでに始動しており、今年度は24市町村で計30箇所が計画中です。佐喜浜でもそのひとつとして着々と準備が進んでいます。またその後の報告もアップしますので、お楽しみに(^^)♪

 

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2009/10/03

みんな、こうちのたから♪Special Thanks!

高知の中にもまだまだ知られていない、素晴らしい音楽家がたくさんいる。高知の中で頑張っている人たちを知ってもらいたい。そして音楽の魅力を、高知の魅力をたくさんの人に知って欲しいという思いで、その趣旨に賛同する少人数のスタッフが集まり実行委員会を立ち上げて始まった音楽祭の構想。多方面で活躍する多忙なスタッフが運営する中で準備不足なうちに当日を迎えてしまったお祭りなのに・・・気がつけばスタッフの思惑以上にスケールの大きな音楽祭に成長していました。高知放送のラジオでも何度も放送してくだり、司会も同局の井津葉子さんにお願いしたこともあり、多大なご協力をいただいくことが出来たことも動員につながり300名近い集まりになりました。心から感謝です!

では簡単ではありますが、当日の音楽祭の様子をお伝えします♪

Takara1Takara2左の画像はドキドキしながら受付ロビーの準備をするスタッフ&ボランティアの皆さん。当日に短時間でもお手伝いしたいと駆けつけてくださったボランティアの皆さんのお陰で大きなトラブルもなく終了することが出来たのだと思います。心から感謝しています。あと数分で開演を迎える瞬間。「みんな、笑顔でね~♪」を合言葉に張り切ってます!
そして右の画像は開場スタート時の様子。事前の宣伝が充分でなかったにも関わらず続々とたくさんの来場者が来てくださいました!嬉しい感激、そして感謝!!

Takara3Takara4Takara5Takara6いよいよ本番が始まり、ステージの様子です。皆さん短い持ち時間の中で、それぞれの魅力を存分に発揮されていました。クラシックピアノあり、民俗音楽あり、若者の元気なロックあり、メンバー全員50代の実力派グループあり、総勢30名の迫力あるゴスペルあり・・・1つの会場で今まで知る機会がなかった方にも『こうちのたから』を10組も一気に楽しむことが出来る、本当にお得なライブでした!

出演者がリハーサルを終え、本番に向けて心を静めている頃、裏方Izumiは出演者の皆さんに飲み物や楽屋を準備したり、ロビーの展示、販売物を準備したりに追われておりました。大変だったけど、出演者の皆さんが「ありがとう」と言って下さって本番に向かう体制が整えられたことも良かったなぁとホッとしていました。裏方の面白さって、自分ひとりでは実現できない無限大の可能性を誰かを通して叶えられる・・・ひとつの大きな夢をかなえてもらっていることかもしれないなぁと感じました。

そして・・・オーディションライブということは、必ず出演してくださった10組から数組が選ばれるという事です。今回の音楽祭の趣旨は出演者の優劣をつけることが目的ではなく、こうちのたからを知ってもらうこと。この出会いを次へのステップにつなげていってほしいと願っているということ。その想いが実行委員長から何度も伝えられました。そしてその結果、著名な審査員の厳選なる審査のもと2月28日の本祭に出場出来る5組の方が決定いたしました!

審査員が別室に入り審議を行っている数十分の時間。結果を待ちながら、出演者同様に緊張してその時を待ちながら「関係ないのになんでめっちゃ緊張してるんやろ~!(^^;」って言ってるスタッフがいました。本当に自分の事のように皆さんの幸運を願い、大切に思っていたんですよね・・・。
この時裏方Izumiは審査員の審査結果を別室ドア前で待ち、慌しく舞台袖に運び伝達していました(^^;
   

Takara7そして結果発表!画像は司会の井津葉子さんに名前を呼ばれた5組が、歓声をあげながら壇上に上がり祝福しあっている様子です。

 

 

 

 

今回のオーディションを通過された5組の皆さんを発表します!

デュオ ナトゥール

青空バンド

グレイグース

DAIBUTSU

ラーダ・マーシー

皆さんおめでとうございます!

格式ある音楽祭というわけでもなく、優劣を決める趣旨でもなく・・・それぞれが表現したい音楽を聴いてもらえる機会が確実に増えること。本祭では、今回選ばれた5組のアーティストと、こちらのゲスト2組が出演します!

堀内佳

高知ポップスオーケストラ

2月28日開催の「こうちのたから音楽祭」は、さらに充実した内容になること間違いナシです! 開催当日までに、いろんな場所でコミュニティライブも開催していきます。詳細は決まり次第、NPO法人こうち音の文化振興会のHPに掲載されます。どうぞお楽しみに♪

Takara8最後にスタッフ&ボランティアで記念撮影。2月に向けて、いろんな場所で音楽を通して幸せな笑顔を増やしていけますように♪

皆さん。お疲れ様でした!

 

 

 

 

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