しんゆう
日曜の夕方、高校時代からの親友が絵画展をしていると聞いていたので
最終日の終了1時間前に、久しぶりに会いに行った。
気がつけばゆっくり話すのは2年ぶりくらいかな。
変わらぬ飾りっ気のない笑顔が迎えてくれる。
高校時代、油絵に目覚めた私は美術部に所属していた。
(ブラスバンド部とかけもちだったけど(^^;)
絵画展会場にただようテレピンオイル・リンシードオイルの香り。
夢中で油絵を描いていた頃が懐かしい・・・・
久々の再会に昔話に花が咲く。
高校を卒業してから福岡の美術系の大学に進学して
無理をしすぎて何度も入退院を繰り返しながらもやっと卒業して
ボロボロの状態で高知に帰って来た頃、
・・・20代半ばだったかな?
親友を含む3人で、グループ展を開いたことがあった。
私はその頃、紙漉きにハマっていたので自分で紙を漉いた作品を展示。
絵画展の名前は、忘れもしない「37.2℃(ななどにぶ)展」
情熱!とまでは言えないけど、芸術に対する微熱は持ち続けている
・・・という意味で命名(笑)
新聞記事にも取り上げていただいたけど間違って「37.5℃」と掲載されて
記者さんが真剣に謝罪に来てくれたっけ(^^;
「ななどごぶ」じゃ、ちょっと微熱には高すぎるんよね~(笑)
当時を思い出して笑いあえた束の間のひとときに、ホッとできた。
親友と言っても頻繁に会ってるとか誰より仲がいいとか、
そんなしばりもなく、数年会わなかったりするゆるーいつながりだけど、
高校を卒業してからのお互いの波乱万丈なあれこれを
見届けてきたから、そう思えるのかも。
長い入院生活を送る私の孤独に気付いてくれたのも彼女だったな。
彼女が旦那さんとトラブルになった時、間に入って応援したこともあった。
そういえば彼女に次女が誕生した時、名付けのお手伝いをしたことも。
絶好調に幸せで誰かに聞いて欲しい時も、
誰にも言えず孤独でつらい気持ちを抱えている時も、
相手の心の温度にすーっとあわせられる感性をお互いに持っている気がする。
それが居心地がいいのかも。
ほとんど人に話さない私の過去の恋愛をすべて知っているのも
彼女ともう一人(神奈川在住)の高校からの親友2人だけだったりする(笑)
必ず近いうちにゆっくり会おう。飲みにいこうね!
と約束して、別れた。
彼女に会う時は、NPOの理事長でもなく、仕事の顔でもなく、
何も足さない、何も引かない(笑)等身大のIzumiなう。になる。
そんな風に受け止めてくれる場所が欲しかったのかなぁ。
その日を楽しみに、今日も笑顔で出動です!
今日は終日、室戸です!行って来ま~す!(^^)
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