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2010/08/22

向いてない(>_<)

今日は午後からとあるご縁で、家族のきずなについて書かれたエッセイの
選考委員をさせていただきました。

全国から届いた1万3千編を超えるエッセイがすでに1000編に絞られており、
今回はその中から105編まで絞るという大役。
高知の各分野で活躍されている選考委員20名の中に入れていただいて、恐縮するばかり。
心を込めて、書かれたエッセイを読ませていただいた。

応募者は小学生から一般、最高齢は90代まで。
選考は2人ずつ10組に分かれて、私は中学2年生を担当。

「さあ!」と気合を入れて1編目に目を通す・・・

い、いかん・・・・

1編目から暖かいものがこみ上げてきて、涙が・・・(;_;)

お祖父ちゃんが亡くなってしまって、
それまであまり会話をすることも少なかったけど
いつもそこにあった姿がないことに、初めて寂しさを感じた。
もっといろんなこと話したかったと思う。

家族とは大切で、でも一番見失いがちな存在。
家族を見失ってしまうのを怖いと感じている私に
「どうしたの?」と、変わらずやさしい言葉をかけてくれる家族。
ほっとした瞬間、「これが幸せっていうことなんだ」って感じた。

いつも忙しくしていてかまってくれない父。
寂しくて反抗したけど、汗を流して一生懸命働く姿を見て
自分を育てるために頑張ってくれてるんだと分かった。

お母さんはうるさく小言をいうのでうっとおしいけど、
毎日早起きして洗濯をしてくれる。
毎日あたたかいご飯をつくってくれる。
そんなお母さんはすごいと思う。
大人になったらお母さんのようになりたい。

母とけんかしてひどいことを言ってしまい傷付けてしまった。
次の日、母に「昨日はごめんなさい。私を産んでくれてありがとう」と言ったら
「こちらこそ、産まれてきてくれてありがとう」と言ってくれた。

友達とけんかをして・・・
いじめられて・・・
つらい時に家族が「いつでもあなたの味方よ」と言ってくれた。

友達と比べて・・・
兄弟と比べて・・・
嫉妬をしたり落ち込んでいる時
「あなたはあなたのままでいいのよ。」と言ってくれた。

私はずっとそんな風に言って欲しかったんだと思う。

などなど・・・
もう涙が止まらなくて、グスングスン言いながら目を通していた。
当たり前だけど、周りの選考委員にそんな人は1人もいない(^^;

日々の中で、傷ついたり、傷つけたりしながら、
家族を失ったり、新しい家族が増えたりする中で、
人のきずなの大切さに気付いて、感謝できる。
今の家族の中にいることが「幸せ」って言える。
そんな感性を持っている子供たちがこんなにもいることが、本当に心から嬉しかった。
心の芯から、あたたかい気持ちにさせてくれた。
子供たちの持つ力って、すごい!と改めて感じた。
どんな小さな気付きもこの子たちにとってはどれも宝物なのに、
・・・順位なんてつけられないよ~(T_T)
みんな、100点満点だ!!!!

・・・私は選考委員には向いてない(苦笑)

苦しみながらやっと選んで、任務を終了いたしました。
まだこれから、第2、第3の審査があり7つの賞が決まるそうです。
私の任務は今回で終了ですが、陰ながら応援しています。
でもね、賞とか関係なく、こうして言葉にする機会を得たことが大切だと思う。
その気持ちを大切にこれからを生きて欲しい。

・・・やっぱり、私は選考委員には向いてない(^0^;(爆)

今夜は昨日出来なかった父の誕生祝いを家族で。
今日の出来事を話してみるかな。
そして子供たちを見習って、私も感謝を言葉にしてみよう。

文字を通して出会えたたくさんの輝いてる命たちに
心から「ありがとう」を言いたいです。

皆さんは、大切な人に
「あなたがいてくれてよかった。」「いつもありがとう。」って伝えられていますか?(^^)

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2010/08/20

あ。でもね、ちょっとだけ聞いて。

昨日(8/19)の高知新聞夕刊「あしすと」に、
私が以前から福祉住環境コーディネーターとして関わらせていただいている
お仕事が完成して地域の皆さんに喜んでいただいている様子が掲載されていました。

あったかふれあいセンター「しえんの舎(や)」

設計者は聖建築設計所。
私はオーナーと設計者を、高齢者も障害者も利用しやすいようにという視点から
コーディネーターいわば通訳として、設計や商品の提案をし、関わらせていただきました。
あなたの視点も必要なんだ!と、設計者とは別に契約し、
私の仕事を認めてくださったのも初めてのことでした。

オーナーの村田さんは、
「あなたのアイディアもたくさん入っている。本当にありがとう!
堂々と自分の仕事を自慢してください!」
と言って、お電話をくださいました。
村田さんとは、この建物の前に2004年に完成した
認知症のデイサービス「むえんの舎」の設計段階から
もう7年越しのお付き合いになります。
村田さんの熱い思いに突き動かされて、私が独立して初めての大きな仕事が出来たこと。
そこからの全てに・・・こちらこそ、心から感謝です。

皆さん、室戸市佐喜浜のモンマートというコンビニの近くに行ったら
その店主が「しえんの舎」のオーナーですから、
そこから徒歩5分ほどの「しえんの舎」にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
本当にあたたかい、素敵な空間になっています。
そしてぜひ応援してあげてください。

よぉし。このパワーを原動力に、私も一歩前に進みます!!(^0^)

Siennoya1


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素直にI'm sorry(笑)

皆さま。やっぱりか、とお思いでしょうが・・・
 
ごめんなさーい。。。(>_<)
やっぱり日記を書く余裕がありません。
たくさんいろんなことあるのに、毎日ひっちゃかめっちゃかで走り続けていて
頭の中を整理する時間がなくて(>_<)
 
諦めて、とりあえずツイッターでの散漫なつぶやきの近況報告です。
 
これで皆さん、見られるのかな?
見られない場合はツイログも紹介しておきます。
 
またいつか、ゆっくりこの場でお話できるまで・・・気長に待っててね!!
 

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2010/08/08

豊中にて。

今年も豊中に来た!

官主導の7万人動員規模の祭りから
民主導の30万人規模に成長していった「豊中まつり」
その実行委員長を尊敬する師匠である芳村幸司氏が務めている。
2001年に芳村氏に出会わせていただいたのがきっかけで、
今のNPOふくねこが生まれ、今の私があるのです。

豊中の素晴らしいところは、行政と民間の協働、人権、福祉、環境問題、国際交流…
それだけを熱く議論しても解決が難しい問題を
「まつり」というキーワードを横串をさす役割にして
まちづくりに繋げていっているところ。

会場には行政も、企業も、ボランティアも、NPO、福祉団体も、在日外国人の方も…
それぞれのスタンスでまつりを支えるために参加している。
豊中市と那覇市が姉妹都市ということで、沖縄の音楽、文化、料理も楽しめる。

高知のまちづくりにも参考になるところはたくさんあると思う!
しっかり楽しみながら吸収してこよう(^^)

…と、意気込んで梅田に早朝に到着したら
なんと!今日は豊中まつりは午後からだってー(^^;

ま…、この辺が私らしいということで(>_<)
午前中は滅多に行く機会がない映画を見に行くことにしまーす。

また、豊中まつりレポートアップしますね!
細かいつぶやきはツイッター「fukunekoizumi」をご覧くださいませ!

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