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2011/09/20

高知でのタウンモビリティ第1弾、無事終了しました!

9月18日。高知市中心街で今年で10年目となる「高知街ラララ音楽祭」が開催されました。高知初のタウンモビリティの取り組みは、この音楽祭にジョイントさせていただく形で開催が実現しました。
実現までの経緯については、過去のブログをご覧ください。
台風の影響も心配でしたが、当日の開催時間中は雨に降られずに無事に終了することが出来ました。県内外から応援、ご協力をいただいた皆さんに心からの感謝を込めて、レポートをお伝えします!
 
タウンモビリティステーションの設置場所は、中央公園北入口のアーケードに接する場所。PRもしやすく、交番も近くにあるという安心なスペースをいただきました。
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開始前には、ボランティアが集まり、障害者福祉センターの職員から、車椅子の方や視覚障害をお持ちの方のサポートの仕方など、基本的な知識のレクチャーを受けました。
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ステーションの横では、タウンモビリティの説明や、全国の活動事例を展示して紹介していました。これも、各地の皆さんが資料提供など協力してくださったお陰で実現しました。
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「タウンモビリティって何?」「発祥の地、英国の事例など」
 
タウンモビリティ=タウン(まち)+モビリティ(移動性、動きやすさ) 
タウンモビリティとは、『まち』で誰もが普通に移動できることを目指す仕組み(移動の権利の保障)です。

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広島市佐伯区の「らくらくえんオフィス」。日本初のタウンモビリティは広島からでした。勉強会や検討会を重ねられた上で、1999年にオープン!
 
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山口市中市のほっとさろん中市「まちのえき」「てごのて」ほっとエスコートという、大学生ボランティアが高齢者や障害者のお買い物介助サービスや話し相手になって人生勉強をさせていただいているなど、いい交流が生まれている活動が特徴的です。学生たちがつくる手書きのチラシも心がこもっています。
 
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以前にブログでもご紹介した、私がタウンモビリティを初体験した久留米市六ツ門商店街のタウンモビリティ。ステーション内には、一般の方も、お年寄りも、ボランティアと一緒に楽しく会話している空間がありました。社協の車を送迎に活用しているのも印象的でした。
 
Rarara3 Rarara5実行委員のメンバーで気合を入れて掛け声!「ひとりでも多くの人に、まちを楽しんでもらえるように頑張りましょう!おー!!」メンバーの中にはまちを利用する当事者の立場、実行委員の立場で貴重な意見を発信してくれているメンバーもいて心強いのです。ソーシャルワーカーであり車椅子ユーザーでもあるTさんは、通りがかりの方から「手押し車を母のために買いたいけどどこに売ってるの?」と質問されて、介護認定の申請の仕方、お住まいの地域の最寄りの支援センターなどアドバイスをしていました。これも大切な役割だ!やったね!(^^)shineと、改めてまちの中にステーションがある意味を感じました。
 
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第1号の利用者は、新聞記事を見て「飛び上がるほど嬉しかったです!この機会にまちへ出てみようと思った!」と嬉しそうに話して、ずいぶん前から予約をしてくださっていた脳梗塞で車椅子生活15年の女性。
なんと、11時の開始から終了の17時までずっと、音楽祭を楽しんだり、本屋で買い物したり、カフェでランチしたり、日曜市で買い物をしたり・・・まちを満喫していました。
「なかなか一人では移動も出来ないから普段は出てこれないけど、こんなところがあったら、まちに来れる」と疲れた様子もなく終始笑顔でした。たくさん人がいて、話し相手がいることも嬉しかったようで、ずっとおしゃべりしていました。アンケートにも協力していただき、「満足度は100点満点中、何点?」とお聞きしたら「150点!!happy01と答えて下さいました(^^)
 
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日頃は2本杖を使用している女性も、「音楽祭をすべての会場、楽しみたい!」という希望。会場は長い中心商店街に9会場と広がっていて、長距離の移動は一人では困難。車椅子の貸し出しとボランティア2名が付き添いました。彼女も11時から17時まで終日、すべての会場で音楽祭を楽しんでいました(^^)
 
Rarara24他にも家族やヘルパーが付き添ってまちに出てこられていた方も、知り合いの障害者福祉センター、県の職員を見つけて、おしゃべりに立ち寄ってくれました。そこからもしっかり、まちを利用しての意見を聞き取りアンケートに協力していただきました。
 
 
 

タウンモビリティステーションがずっとまちの中にあれば安心してまちに来れる!
普段、車椅子を自走で移動できる方も、まちの中の段差や傾斜を長距離移動するのは大変で、ボランティアがいてくれて楽に移動出来た。

という声をたくさん聞くことが出来ました。
 
それ以外では、人見知りが激しいので、知らないボランティアが付き添うのは緊張する。という意見もありました。馴染みの人ならいいけど、毎回人が入れ替わるのは・・・と。それも当たり前にまちの中にこうした場所がずっとあって、利用し慣れていただければ解消出来るのかもしれませんね。
 
 
また、参加はしなくても関心を持ってくださって、日頃からの知人、友人、商店街の方など、立ち寄って声をかけてくださいました。商店主のお一人は「商店街にとってもいいことだから、頑張ってほしい。出来ることがあればお手伝いするから。『タウンモビリティ』と言われても一般には分かりづらいから、もっと分かりやすいような表示をしたり、場所をアーケードの通り沿いに置いたら?許可をもらうにはこういう手続きをすればいいよ。」など、いろいろとアドバイスをしてくださいました。
  

タウンモビリティの意義や効果を理解してくださる方もいる。
あせらず、少しずつ・・・実績を重ねていこうと思えました(^^)
 
Rarara20 Rarara21会場内には、美味しい地場産品の飲食物ブースもあり、賑わっていました。素敵な音楽と、美味しいものも堪能できるお祭りです(^^)
 
Rarara23今日もエスコーターズは笑顔であいさつ、まちの清掃をしていました。高知発のエスコーターズは地域活性化の事業として評価が高く、全国に広がっているそうですよ。県外の方にそう教えていただいて、またひとつ高知の自慢が増えました(^^)
 
 
 
 
Rarara25 Rarara27ラララ音楽祭も各会場、幅広い年齢層の方でにぎわっていました。17時以降は、タウンモビリティステーションは終了しましたが、後夜祭が始まりさらに人出も増えて盛り上がっていました。
 
Rarara28 Rarara29今回のラララ音楽祭は東北からもバンドを迎えて、震災復興支援もひとつのテーマにしていました。中央公園の会場では、被災地の現状の写真展示があり、募金も集めていました。
 
被災地支援も、ユニバーサルデザインなまちも、地元の魅力の発信も・・・音楽がひとつにつないでくれる場なのかもしれません(^^)note
趣旨に賛同して、ジョイント開催に協力してくださった実行委員の皆さんに感謝します!shine
 
まだまだ初めの一歩ですが、お陰さまで無事に終了する事が出来ました。
ただ今、タウンモビリティステーションで収集したアンケートをまとめていますので、また改めてご報告しますね!happy01
 

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