♪どうしようもない僕に天使が降りてきた♪
6月のある日。
無事にタウンモビリティのイベントを終えて、その後めったにお会いできない方々が集まる貴重な席に呼んでいただき、いろいろと情報交換させていただいて充実して家に帰ってきた夜22時頃・・・
自宅(2階)の玄関前で「みゃぉ~。みゃぉ~。」と声を上げながら子猫がちょこんと(・・)
ちょ、ちょっと、あなたねぇ~!!(>_<)
実は、3日ほど前から自宅と隣の家の40cmほどの隙間に子猫が迷い込み、深夜から明け方まで鳴き続けていて・・・なんとか助けてあげたいけど警戒心が強くて、人が近づくと軒下の穴に隠れてしまう。
消防局の方に救助を頼んで来てくださったけど、救出できず・・・(見えますか?暗がりの中に
がいます(^^;)

お腹もすいているだろうし、このままあの場所で衰弱してしまうのでは・・・と、近所中が心配していました

軒下にもぐりこんで身を潜めていたようで、家の中にいるかのようにリアルに不安げな切ない声が聞こえ続けているので、心が落ち着かなくて・・・
「早く出てきなさいよ~。大丈夫だよ~。」と声を掛けると「みゃぉ~。みゃぉ~。」と返事をする。まるで会話をしてるみたいに。それでも近づくことが出来ない・・・一縷の望みを繋いで、声掛けだけはし続けていました。
それなのに・・・
あの建物の隙間の暗闇からどうさまよって階段を上がって2階の玄関へ!?

あれだけ皆が心配して出てこなかったのに、こんなタイミングでご対面!!なんで私の部屋が分かったのかな?声を覚えていたのかな?匂いかな?偶然だとしても絶妙のタイミング!あと数十分違っていても出会えなかったかも・・・
慌てて隣に住む弟に協力をお願いして、ついに身柄確保!!(笑)
お風呂に入れて、餌をあげると警戒心が溶けたのか、ゴロゴロ甘えモード。ふと気がつくと腕枕で爆睡。う、動けない・・・
人肌に触れていないと安心して眠れないのか、べったりです
不安から解放されてホッとしたのかなぁ。。。


エサは猫用のドライフードを食べ、トイレ用の砂でトイレもしたのできっとしつけ済み。飼い猫に子猫が生まれて、乳離れした頃に捨てられたんじゃないか・・・そう思いました。
ヤバイ!
め、めっちゃ可愛いんですけど・・・心を奪われそう~


でも、うちはマンションなので飼えません。隣の実家には、14歳の黒猫フッキーくんがいるのでそちらも無理そうです。そこでfacebookでつながっている、いつも里親探しをしている知り合いに協力をお願いすることにしました。
そうするとなんと!!その方もビックリするくらいの2時間半という速さで里親さんが見つかりました!
(通常は1~2週間かかることが多いらしいです)信頼出来る方を通じての連絡だったので、安心出来ました。なんて幸せな子なんでしょう



出会ってから里親さんにお渡しするまでの5日間、何かあってはいけないと大切に見守っていました。仕事に行く時も寝る時も一緒で・・・外に連れて行こうとすると不安そうに鳴き続けました。「また捨てられる・・・」そう思うのでしょうか

里親さんにお渡しする前から、きっと伝わるはずと信じて・・・
「出逢えて幸せだったこと。あなたのことが大好きで、決して捨てるわけじゃないこと。大切にしてくれる里親さんのもとに行くんだから心配しなくていいこと。あなたは必ず幸せになれるから大丈夫。大丈夫だからね。」
「出逢えて幸せだったこと。あなたのことが大好きで、決して捨てるわけじゃないこと。大切にしてくれる里親さんのもとに行くんだから心配しなくていいこと。あなたは必ず幸せになれるから大丈夫。大丈夫だからね。」
そう何度も語りかけて説明しました。
ついにお別れの日の前夜。
何かを感じているのか、PC作業をしている手元を邪魔したり、離れません。逆に「私がいなくなっても落ち込むんじゃないわよ!」と、励ましてくれているかのようです
ありがとうね
何かを感じているのか、PC作業をしている手元を邪魔したり、離れません。逆に「私がいなくなっても落ち込むんじゃないわよ!」と、励ましてくれているかのようです


甘え上手で愛され上手。うん。きっと里親さんにも愛されるに違いない!と確信しました。
大切なこの子をお届けした里親さんは、とても感じのいい方で、環境も良く、きっと幸せにしてくれると安心しました
ブログをされているということで、その後の成長を遠くから応援出来ることも本当に嬉しいです。

いなくなって数日は心にぽっかり穴が空いたようだったけど・・・慌ただしい日常の中で突然訪れた、束の間の心癒される時間でした。幸せをいっぱいもらいました。そう、まさに・・・


そう思えました。出逢ってくれてありがとう

これからも幸せを祈っています

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